Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar 

先日、買取させていただいたギターに珍しいピックアップが搭載されていました。

Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar

日本国内では、LUNA SEAのSUGIZOモデルの多くに載っているピックアップのイメージが強いかもしれません。

こちらは、1954年中期にでたLes Paulの最上位機種モデルGibson Les Paul Custom “Black Beauty”のフロントに搭載されたGibsonのアルニコVことP480の再現ピックアップです。

P480はポールピースがStaple=ホッチキスの針のような見た目であることから、ステープル・ピックアップとも呼ばれています。
1957年ハムバッカー(P.A.F)の開発などもあって製造中止になり流通もなくなり、ギブソン純正では単体で発売されていない仕様のピックアップになります。

Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar


調整可能なスプリングロード式のアルニコ5ステイプル・マグネット
公式サイトに掲載されている情報ですと直流抵抗値は9.2k
マグネットはプレイヤーの好みに合わせて位置を調整することができ、ユニークなトーン・プロフィールを作り出すことができます。

ピックアップの高さが約34mm、ギターによってはピックアップキャビティのザグりの加工が必要になります。(ドッグイヤータイプはまだ薄いようです。)
簡単に載せ変えられない、かつボディの厚みや構造によっては搭載できない可能性もあり、購入レビューなどを見かけることがほとんどないのもギタリストの興味をそそられますね。

実はSeymour DuncanだけではなくLOLLAR PICKUPSからも似た仕様のピックアップが出ています。
そちらは直流抵抗値8.9k。シールドは編組シールド。(ネック側での搭載が推奨されています)
ピックアップの高さが通常のP-90と同程度なのでまだ搭載のハードルは低い商品です。
(LOLLAR PICKUPS P-90 Staple Pickupで検索すると出てくるかと思われます。)

Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar
この度、搭載されていたギターは木部も特殊仕様でしたのでサウンドのインプレッションは参考にならないかと存じますが、

P-90特有のローやミドルのリッチさにブライトな要素が足され、分離感もあってクリアな傾向。
P-90の良いところは残しつつ、よりシングルコイルらしい生々しさがありました。

ここ数年、人気の高さを感じることの多いP-90、一味違う特別仕様も試してみる価値は大いにあるかもしれませんよ。

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