ポイントアームは見た目以外にも役割があります 

フルートのポイントアームと聞けば、上位機種の仕様だったり見た目がスタイリッシュになるので綺麗!などなど、様々な印象をお持ちと思います。
では、その役割は?と問われると、うまく説明できなかったりしませんか??

今回は見た目だけではない役割をご紹介したいと思います!

ポイントアームとフラットアーム

フラットアームは、カップの側面にアームが取り付けられており、低価格帯などによくみられる仕様です。


ポイントアームは、カップを中心から押さえるような構造になってより高度な技術を要します。


そのため、比較的上位機種に採用されている事が多くハンドメイドの楽器はほとんどポイントアームの仕様です。
また、カップの中心から力がかかるのでトーンロールにかかるパランスも整うとも言われます。

昔はフラットアームが主流になっていましたが現在では、技術の向上に伴いスチューデントモデルでもポイントアームが採用されていることもあります。

では、ポイントアームの方が良い?

上位機種にポイントアームが多いのは、見た目はもちろん非常にシビアな調整が求められるため安定感があるというところで採用されております。
ただどちらも、調整が狂っていたらどんな仕様であっても音は鳴らなくなりますので、定期的なお手入れはおこなうようにしましょう!

クラリネットやサックスなど他の木管楽器にはすべてポイントアームが採用されいるのを見ると、ポイントアームが良いように感じますが、どちらが良い悪いではありません!

まとめ

いかがでしたか?
ポイントアームはトーンホールを閉じる際の安定感に関わっていたんです。
なんの気なしに見ていたりなじんでいることも、実はいろんな秘密が隠されているかもしれません。
これを気にさらに細かく楽器に興味を持ってもらえたら幸です。

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