買って後悔、買わずに後悔って結局どっちがいいの? 

突然ですが皆様は、楽器を買ったり買わずに後悔した経験はありますか?

タイトルにもある「買って後悔、買わずに後悔って結局どっちがいいの?」ですが、いきなり結論を書くと
「こと楽器に関しては買って後悔の方がいい」
という記事になっております。
※私の個人的な見解や主観でございます。あくまで参考としていただけますと幸いです。

楽器の値段は年々上がり続けている

私自身は楽器をはじめてから15年ほど経ちましたが、楽器を買い逃しての後悔は数多くございました。
「中古で見つけたJAGUAR」
「アンテナを張っておらず、気づいたときには完売していたメタル胴のドラムセット」
その他、特価品になるまで粘ったスポット品など。

その当時は金銭的に余裕がなかったり、同じものがごろごろと市場にあったりして、
「余裕のあるときに」
「またそのうち出物があるだろう」
などと思い数々の楽器たちを見送ってきました。

しかしどうでしょう。
材料費や人件費の高騰で、徐々に値上がっていた楽器の値段ですが、昨今の円安や世界情勢の影響もあり今年に入って大幅な値上げが目立つようになってきました。
これも木材や金属といった資源を使っている以上当然ともいえるのでしょうか。

昔はたくさん見かけたモデルなどの数が少なりましたし、ヴィンテージでない中古の市場も平均的に上がってきて、レアモデルなんかは昔の感覚で値段を見ると面食らうこともしばしば。
買って失敗したことも少なくないですが「あの時無理しても買っておけば、、」と感じることの方が多く、私自身は買わずに後悔より買って後悔のほうが良いのではと思うようになりました。

10年以上前の某バラエティー内での名言「買いたい時が、買い替え時。(カイタイトキガ、カイカエドキ~。)」はほんとにその通りと今になっても思います。

最近の後悔話

私はバンドでドラムを担当しており、スティックにVIC FIRTHのX55Bというマイナーなモデルを愛用しています。
そんな中、今月頭に「VIC FIRTH 一部受注停止」という衝撃的なニュースが飛び込んできました。

国内の代理店から発表された受注停止モデルのリストにはX55Bの名前はなかったのですが、通販サイトや本国のサイトを見ても在庫なし、買いだめしようと思ったのですが時既に遅しだったのです。

普段からあまりストックせずに必要な分を補充するスタイルでしたので、愛用品の手持ちは残り4セット。
たかがスティックなのですが、こだわって愛用していたものがなくなるとかなり不安になるものですね。
「買いだめしていれば!」と近々でかなり後悔しています。

昨今の値上がりは楽器本体だけではなく、先程話題にしたスティックや弦などの消耗品、アクセサリ系ももれなくといった状態でございます。
当店も次回入荷分より値上げとなるものも出てまいりますので、値上げ前にぜひお求めください。

ベース、ドラム、アクセサリ担当:前田

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