
皆さんは「グラファイトネック」をご存知でしょうか。
近年では様々なモデルに使用されているグラファイトネックですが、実際グラファイトネックとはどういったものなのか。
私が使用しているベースのネックもグラファイトネックが使用されており、自分自身としては馴染み深い素材でもあります!
ですので自分が実際に使っている際の感覚なども交えつつ、グラファイトネックの特徴などをご説明させていただきたいと思います。
グラファイトネックって何?
まずグラファイトネックとは、黒鉛とカーボン素材を混合したネックのことを指します。
ギターやベースのネックには木材を使用する事が一般的ですが、カーボンと黒鉛を混合することでネックの強度を飛躍的にアップしています。
メリット/デメリット
グラファイトネックの最大のメリットは、やはり機構などに影響されにくく、反りに非常に強いという点が挙げられます。
木材に比べ湿気などの影響も受けにくく、湿度の変化が大きい日本の機構にはピッタリの素材と言えるでしょう。
デメリットとしましては、やはり多少高価であるという点や、万が一反った際には木材のネックに比べ調整が難しいといった点がございます。
よほどのことがない限り急に大きく反ることはないかと思いますが注意が必要ですね!
サウンド
私が使用しているベースの感想も入ってしまい申し訳ありませんが、サウンドのは非常に硬質で抜けが良いというのが特徴です。
特にスラップでは強烈なサウンドをアウトプットし、アンサンブルの中でも一際存在感を放ちます。
この辺りは好みになってまいりますが、高音域がバッキバキなので人によっては使いづらいと思う方もいるかも知れません。
しかしうまく使いこなせれば唯一無二のサウンドを手に入れることができる、非常に魅力的な素材でもあります^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Modulus、ZON、STEINBERGERといったメーカーがグラファイトネックを使用したモデルを発売しております。
グラファイトネックの楽器を弾いたことがない方も多くいらっしゃるかもしれないですが、是非楽器店などで見かけた際は一度試奏してみていただけると幸いです!
新しい世界が開けるかもしれませんよ!
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