コンデンサーマイクは、価格も性能もピンキリです。
録音を試して聞き比べる機会もないため、購入の際に迷うことも多いでしょう。
そんなときは、スペック表を参考にして選びましょう。
今回は、コンデンサーマイク選びの参考になるように、スペックの用語について解説していきます。
指向特性
マイクがどの方向から音を収音できるか、という特性のこと。
無指向性、単一指向性、スーパーカーディオイドなどがある。
「何をどのように録音したいのか」で指向特性を決めるといいでしょう。
周波数特性
周波数特性というのは、各周波数の音をどれくらい強く感じ取って録音するかという特性のことです。
特にこだわりが無い場合は、50Hzから15,000Hz辺りまでで、フラットな特性のものを選ぶといいでしょう。
感度
dBやdBV/1Pa、mv/Paで表記され、0に近いほど高感度になります。
感度が良いもので、大音量を録音しようとすると、オーバーしてしまうので注意が必要。
最大入力音圧レベル
最大SPL(Sound Pressure Level)と表記されることもあります。
マイクが受けられる最大の音圧レベルのことで、これ以上の値の音圧を入力すると、音が歪んでしまいます。
また、最悪の場合は故障してしまいますので注意が必要です。
ローカット
エアコンや冷蔵庫などの生活ノイズ(一定の帯域)を遮断する機能の有無を表します。
合って損はないでしょう。
SN比
Signal(信号)とNoise(ノイズ)の比率で、これが大きいほどノイズが小さいことを表しています。
マイクにノイズはない方が良いので、当然少ない数値のものが良いでしょう。
以上のスペックを参考にし、あなたに最適なマイクを選びましょう!
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