お家にいることが多くなり、
「ちょっと楽器でもやってみようかな。」
「楽器といえば、ピアノでしょ」
ということで調べてみたけど。、
「値段の幅が広い。デジタル?アナログ?ワークステーション…
一体何がどう違うのか分からないんですけど。」
ということがあると思います。
そういう方のために、それぞれの違いをご説明いたします。
そして、自分に最適な鍵盤楽器を見つけましょう!
電子ピアノについて
電子ピアノはその名前の通り、ピアノを電子化したもの。
アコースティックピアノを電子化してコンパクトにしたものです。
なので、音色はピアノ系に絞られていることがほとんどです。
最近では、ストリングスやボイスコーラスが搭載された機種もあり、この辺りがキーボードやシンセサイザーとの違いをわかりにくくしているのでしょう。
鍵盤のタッチは、アコースティックピアノに似せた重さになっており、「ピアノの代わり」になるように開発されています。
- ピアノを手軽に楽しみたい
- 家でもピアノの練習したい
- 持ち運べるピアノが欲しい
- ピアノ特有の鍵盤のタッチは譲れない
という方にぴったりです。
「コンパクトに」とはいえ、重みのある鍵盤が88鍵も搭載されているので、実際の重量は10kgを超えるものがほとんどです。
また、もでるによっては別でスピーカーが必要な場合も。
キーボードについて
キーボードは、電子ピアノに比べて様々な機能が付いており、音色もたくさん搭載されています。
沢山の音色の中から選んで演奏したり、内蔵のトラックやリズムと一緒に演奏できたり。
モデルによって、鍵盤数が25~73鍵と、88鍵電子ピアノと比べると少ないことが多いです。
鍵盤のサイズが小さくなっているものもあります。
鍵盤の打感は、ピアノのような重量はなく、軽い打感のものがほとんど。
本体の素材も、主にプラスチックでできているので、重量も軽いものが多いです。
- 音色がピアノだけでは物足りない
- コンパクトで軽いほうが良い
- 子供の練習用に
- とにかく手軽に手に入れたい
という方にピッタリ。
電池で動作するモデルも多くあり、手軽に楽しめます。
シンセサイザーについて
シンセサイザーとキーボードとの違いがわかりにくいという方は多いです。
シンセサイザーは。電子的な手法で音を合成(シンセサイズ)するということからつけられた名前です。
キーボードが、沢山の音色の中から「選べる」とすれば、シンセサイザーは、音色を「作る」事ができる楽器です。
キーボードでも、音を作ることができるものもありますが、細かい音作りとなるとシンセサイザーに軍配が上がります。
また、シンセサイザーは、ミュージックワークステーションと呼ばれる種類のものもあり、シーケンサーやサンプリング機能といった、音楽を製作するための機能を搭載したモデルも多数。
鍵盤の種類は、ハンマーアクションのものと、軽いキーボード型と両方のモデルがあります。
- 本格的に演奏できるようになりたい!
- 音を自分で作りたい
- 楽曲製作をしたい
- キーボード以上に音色数がほしい
という方にぴったりです。
しかし、機能が多くなればなるほど、操作も複雑になりがちです。
説明書も分厚くて初心者の方にはハードルが高いかもしれません。
音を鳴らすのにも、別途スピーカーを必要とします。
以上のように、電子ピアノ、キーボード、シンセサイザーの違いは分けられるでしょう。
個人的には、シンセサイザー→電子ピアノ→キーボードの順でおすすめですが、「ピアノだけでいい!」という場合は電子ピアノがいいでしょう。
シンセサイザーを推す理由は、多機能性。
あれこれと試しているだけで楽しい楽器です。
ぜひ、鍵盤楽器をご購入の際にご参考ください。
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