どういうことですか?という声が聞こえてきそうですが。笑
音程の変え方=「ドレミファソラシド」などの音の出し方ですが、楽器によって2種類の方法があります。
リコーダーのように1つずつ指を空けていく方法は多くの方が思いつくと思いますが、以外な方法で音を変えている楽器があります。
今回は、2種類の出し方についてご紹介していきます!
1つは管の長さを短くして音程を変えるもの
こちらはリコーダーと同様1つずつ指を離していくことで、音程を高くしていきます。
また、1つずつ増やすことで低い音を出すことができます。
この時、空気が振動している部分が短くなったり長くなったりすることで、音程が変化しています。
身近なものだと、ペットボトルの口に息を吹きかけると、ボーっと音が鳴りますが少し飲んでもう一度鳴らすと少し低い音が鳴りますよね。
これも同じ原理です。
管楽器でいうと、木管楽器と呼ばれるグループの楽器がこの方法で音を変えています。
木管楽器:フルート、クラリネット、サックス、オーボエなど
2つ目は管の長さを長くして音程を変えるもの
正反対なことですが、実は空気の振動部分を長くしても、音を高くしていくことができます。
その理由は、倍音の仕組みによるもので管長を伸ばしても高い音を出せ、管長を短くすることで低音を鳴らすことができます。
管楽器でいうと金管楽器と呼ばれるグループの楽器がこの方法で音を変えています。
金管楽器:トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアムなど
まとめ
いかがでしたか??
木管楽器の音程の変え方はなんとなく理解しやすいですが、金管楽器の長くしても音が高くなるというのは、なかなか理解し難いですよね。
実際、金管楽器を吹いている本人でさえ気づいていない可能性もあります。笑
このように吹き方だけでも色々見分けることができるのです。
演奏を聞く機会がありましたら、細かなところまでチェックしてみると何か発見があるかもしれませんね^^
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