【「実はトラブルの原因かも?」繋ぎっぱなしにはご用心!】 

皆さんはエフェクターをどのように保管されていますでしょうか。

接続数が少ない方だと、毎回1個1個シールドも外してボードに入れる方もいらっしゃるかと思いますが、システムが大掛かりになるほどそのままボードに入れっぱなしという方も多いのではないでしょうか。中にはご自宅ですぐに使えるように電源アダプターや電池も繋ぎっぱなしという方もいられるのでは。

後日「さあ今日もやるぞ!」と音を鳴らした時に、以前と変えたところはないのに「電源が付かない」「音に元気がない」「動作がおかしい」といったトラブルにあったことはありませんか?実は繋ぎっぱなしが良くないかもしれません。

良くない原因とは?

エフェクターには”INPUTにシールドを挿入した時点で通電”する物が多く存在します。(特にBOSSのペダルがそうですね)言い換えると”INPUTにシールドを挿していれば常に電気が流れている”ということです。

電源アダプターや電池を抜いていれば問題なしですが、これらを接続しっぱなしかつINPUTにシールドを挿していると危険信号です。LEDが消えていても油断は禁物。点灯していなくても通電はしている状態なので、例えば電池を入れていれば少しずつ消耗して、新品だった時の音のハリをいつの間にか失ってしまいます。(内部で液漏れが発生する恐れもあるので、当店でも買取や保管時には必ず外すように注意しています。)

エフェクターを保管する際は、一番は全て外して何も接続していない状態が理想。システム的に毎度外すのがどうしても難しい・億劫だという場合は、電源アダプター・電池を外しておいて電源供給を断っておくと、いざという時の思わぬトラブルが減っていくかと思います。

「パワーサプライや電源アダプターだったら電池みたいになくなることないし、付けっぱなしで良いか」と思ったあなた。常に電気が流れているとなると、何らかのタイミングで強い負荷がかかれば内部の回路や基盤にも影響を与えて、故障を引き起こす恐れも十分にあります。

それに微量ではありますが常に電気を消費しているため、ジワジワ電気代を圧迫しているかもしれません・・・。節約のためにも保管の際はぜひご参考いただければ幸いです。

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