カビは楽器にも生えます 

湿気の多いジメジメとした季節になりましたね。
梅雨の時期といえばカビが生えやすいとCMでもよく言われていますが、実は管楽器にもカビは発生します。

・コロナの影響で演奏会がなくなり、吹く機会が減った
・1年近く演奏していない
・通気性の悪いところで保管している(押入れなど)

どれか一つでも当てはまったら、カビが生えている危険性があります!
ゾッとした方もいらっしゃると思いますが、予防することもできますので
対処法についてご紹介いたします。

カビの原因

80%以上の湿度・5~35度の温度・タンパク質や炭水化物などの有機物 この3つの条件が揃ったときカビは発生します。
温度に関してはほぼ1年中当てはまり、演奏しているので管内に有機物は常にある状態と言えますね。
梅雨の時期ではなくても2/3が当てはまっている状態で、6~8月の湿度は75%を超えることも多いためこの時期は特に注意が必要になってきます。

予防方法

カビの生える条件に2/3も当てはまっているなら、もう無理なんじゃ。。と思いたくなりますが、湿気を取り除くことができれば予防ができます。

・週に1度はケースを開けて湿気をこもらせないようにする
・楽器用湿度調節剤をケースに入れる
・除湿機で湿度管理をする

とにかく通気性を良くする!
これが何より大事です。
楽器用湿度調節剤は2,000円ほどで購入できますので、お手軽にカビ対策ができますね。

カビがあった際の対処法

既に生えてました。。という方は、楽器を分解しクリーニングをおこなう必要がありますので早めに楽器店で診てもらいましょう。
管楽器は非常に精密なため、変に触ってしまうと故障する恐れがあります。
ご自身でのクリーニングはおこなわず、楽器店へ相談してください。

また、ケースにもカビが生えてしまっている可能性が高いので、天日干しをするまたはケースの交換が望ましいです。

まとめ

いかがでしたか??
金属も木も関係なくカビは生えてしまうのです。
定期的なメンテナンスや少し気にかけてあげるだけで、防ぐことができますので長持ちさせるためにも気をつけていきましょう!

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。
コメントは承認後に公開されます。