アコースティックギターといえば生音で演奏する人が多いので、あまりエフェクターなどは使わない方も多いかと思いますが、ライブなど大人数の前での演奏時には音量を稼ぐためにアンプを使用することもありますよね。
今回はアコースティックギターをアンプに通して使用する際に便利なアコギ用エフェクターの、個人的におすすめな商品をご紹介します!
ART TUBE MP Studio V3(プリアンプ)
難しい設定は苦手!という方におすすめなのがこちらの「ART TUBE MP Studio V3」です。
アコースティックギターだけでなく、マイクやエレキギターにも使用できるマルチな一台として非常に人気の高い商品ですが、最大の特徴は真空管を搭載した”暖かいサウンド”です。特にピエゾピックアップ(アンダーサドル)を搭載したナイロン弦のギターで効果を感じることができますが、音の硬さが取れて、とても扱いやすいサウンドに変化します。
プリセットを切り替えるだけでプロが調整したかのようなリッチなサウンドを堪能できます。
L.R.BAGGS VENUE D.I.(プリアンプ)
続けて、こちらはサウンドの調整幅が広いのが特徴の「L.R.BAGGS VENUE D.I.」です。
5バンドのイコライザーを搭載しており、Hi-MidとLow-Midに関しては、変化させる帯域まで調整できる優れものです。繊細な調整が必要なため、ある程度サウンドメイクに慣れは必要ですが、使いこなせればもう怖いものなし!
ソロギターなど楽曲によってサウンドを細かく調整するジャンルには特におすすめです。
APHEX Punch Factory Model 1404(コンプレッサー)
一般的にはベーシストが使用することが多いエフェクターですが、自然なかかり方が特徴の本機はアコースティックギターにもおすすめです。
タッピング奏法などを駆使して演奏をする方は、通常のピッキングと比較した際の音量の小ささに悩みを持つことも多いかと思いますが、コンプレッサーを使用すれば音量の粒がそろい、演奏が上手に聴こえる効果が生まれます。
もちろん不自然になってしまうほど強く効果を与えるのはタブーですが、いざという時のために一つ持っているのはおすすめです!
Digitech Stereo Reverb RV-7
こちらはリバーブの定番であるレキシコンの技術を導入した高品位のサウンドが魅力の「Digitech Stereo Reverb RV-7」です。
7種類のリバーブ(Room, Plate, Reverse, Modulated, Gated, Hall, Spring Reverbs)の切り替えが可能で、それぞれを細かく設定できるため、どのようなシチュエーションでも活躍できる1台となっています。
アコースティックギターは、リバーブをかけることで音が広がったように感じられるため、いい音に聞こえるのはもちろん、プレイヤーも気持ちよく演奏ができるようになります。
BOSS AD-10
エフェクターをいっぱい持つのは嫌だ!と思われるのであればマルチエフェクターがお勧めです。
こちらの「BOSS AD-10」は、プリアンプとイコライザーはもちろん、D.I.機能、ブースター、ディレイやコーラスといったエフェクト、コンプレッサー、アンチフィードバック機能、ルーパーなど、アコースティックギターに必要なサウンドや機能を集約しています。
機能こそ多いものの、直感的で分かりやすいユーザーインターフェースとなっており、試しに様々な音の変化を楽しむのにもぴったりの1台です。
さいごに
エフェクターって数を揃えると重たくて持ち運びも大変なので億劫になってしまいますよね。
私もそう思ってしばらくはアンプに直接ギターを繋いでいたのですが、久しぶりにエフェクターを引っ張り出して繋いでみると、サウンドのクオリティの違いに驚いてしまいました(笑)。
自分だけの組み合わせのエフェクターで作ったサウンドは、そのままプレイヤーの個性にもなると思います!
当店には多数エフェクターの在庫があり、日々買取もおこなっておりますので、エフェクターをご検討の際はぜひご利用ください!
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