ギターやベースなど見た目や形も様々ある楽器とは違い、比較的決まりきった形をしているのが管楽器です。
そんな管楽器ですが、以前買取をおこなった中に非常に珍しい形をしたトランペットの入荷がありましたので
ご紹介いたします!
そんな管楽器ですが、以前買取をおこなった中に非常に珍しい形をしたトランペットの入荷がありましたので
ご紹介いたします!
ディジー・ガレスピー愛用機に似たアップベル仕様のトランペット
ディジー・ガレスピーといえばアップベルを演奏していることで有名なアメリカのジャズトランペット奏者です。
そもそもなぜ、ディジー氏がこういった個体を使われているのは非常に偶然な出来事と言われております。
スタンドに置いていたディジー氏のトランペットの上に、喧嘩をして転んできた方がたまたま尻もちをついてしまい、ベルが折れ曲がってしまったそうです。
すぐに吹いて確認すると、ちゃんと音が出る上に吹いた音が自分の耳に届きやすいということで気に入り、愛用するようになったと言われています。
プロの楽器の周りで暴れていたり、なぜそんなにも曲がったトランペットからまともな音が出たのか、気になる点は多いですが、このようにしてアップベル仕様が誕生しました。
現在ではアップベル使用の楽器を販売しているメーカーはほとんどありませんが、XOやKINGなどで極稀に見られます。
それにしても信じられないくらいのベルの角度ですよね。笑
まとめ
いかがでしたか?
不幸中の幸いというかなんというか(汗)、考えられて世にでてきたものではないことに驚きました。
変形管楽器はめったに無いですが、見かけた時はどうやって出来たのかまで調べると面白い発見がありそうですね。
お気軽にコメントしてください。