これからアコースティックギターを始めたい!…でも音も分からないし、どんなものからはじめればいいのか分からない…。こんな方って多いと思います。今回は、そんな初心者の方にも分かりやすいように、自分に合ったギターの選び方を紹介します!
サウンド
もちろん音が良いに越したことはありません。詳しい人が身近にいれば一緒に付き添ってもらって、聴き比べてから購入できれば何よりだと思います。でも、そんな人が身近にいなかったり、通信販売での購入を考えている場合はそうはいきません。今回は、音に関してはひとまず置いておいて、その他のスペックから、自分に合うアコースティックギターを選ぶポイントを紹介します。
ボディサイズ
同じアコースティックギターでも、大きさは多種多様。スーパージャンボと呼ばれる超大きなモデルもあれば、ミニギターという3/4サイズくらいのものもありますが、ご自身の体形に合っていないものを選んでしまうと、抱えるのが大変になってしまいます。実際に抱えてみたときに、右腕(ピックを持つ方の腕)を前に回してみて、しんどくなければOK!ちょっと抱えきれないな…このまま弾くのはしんどいな…と思った方は、もう少し小さめのものを選びましょう。
特に小柄な方は、スタンダードなモデルよりも少しだけ小さめの設計になっているものもお勧めです。最近のミニギターは音もいいし作りもしっかりしていますよ!(画像で抱えているギターはエピフォンのジャンボサイズとマーチンのミニギターです。)
ボディ形状
ボディのサイズだけではなく、ボディの形状も演奏性に大きくかかわります。ギターは座りながら演奏する際、ボディのくびれ部分を太ももに乗せて演奏しますが、くびれの大小で、抱えた際のボディの位置が変わります。くびれが大きいモデル(トリプル・オー・サイズなど)のほうが、ボディの位置が下になり、くびれがあまりないモデル(ドレッドノート・サイズなど)は抱えた際の位置が高くなります。身体の大きくない方は、くびれのあるモデルのほうが抱えやすく、演奏しやすいでしょう。
スケール(弦長)
ギターのナットから、ブリッジサドルまでの距離はモデルによって違いがあります。おおよそ630mm~650mm程度となっており、たった2cmの違いではあるのですが、各フレット間の距離が変わるため、実際に演奏するとかなりの違いを感じます。手の小さな方はスケールが短めのものを、手の大きな方は、スケールが長めのものをお選びいただくと、なじみやすいのではないでしょうか?スケールの長さは、ぱっと見では分からないと思いますので、店員さんに聞いてみましょう。
エレアコ
アコースティックギターには、アンプに通して音を大きくする機能が搭載されているモデルがあります。その機能が付いていないものに後付けすることも可能ですが、取付工賃なども考慮すると割高になってしまうので、将来的にライブがしたい!大きな音で鳴らしたい!という方は、はじめから付いているモデルを選択しましょう。
店員さんにエレアコで探していると伝えれば、お勧めのものを紹介してくれるはずです。
見た目
楽器は音が重要だ!…もちろんその通りですが、やっぱり見た目も大事です!自分の気に入った見た目のものを購入すれば、自然と手に取る機会も増え、練習への意欲も増すのではないでしょうか?
周りの意見や、ネット上の情報も参考にしながら、最終的には自分が気に入ったものを購入しましょう!言われるままに気に入っていないものを購入すると後悔するかも…。個人的にはこれが一番大事だと思います(笑)
さいごに
ギターは楽譜(TAB譜)の読み方も簡単で、すごくはじめやすい楽器だと思います。もちろんつまずくこともあるかと思いますが、継続すると、きっと演奏できるようになるかと思いますので、興味のある方はぜひはじめてみてください!Qsicを覗いていただければ、いつでもおすすめの中古楽器を紹介させていただきます(^^)
お気軽にコメントしてください。