【金管楽器】洗浄をしても音抜けが悪いときは・・・ここに注目! 

抜差管の状態が良く凹みなどもないのに、なぜか音抜けが悪い。。
さらに洗浄までおこなっても改善しない。。。
なんて経験ありませんか?
そんなときは、あるパーツが消耗している事により改善しない可能性があります。
今回は、見落としやすい消耗パーツについてご紹介いたします!

音抜けに関わる部分

音というのは、管内の空気振動させ音を響かせますので、その空気の振動をいかにスムーズに振動させるかが鍵となってきます。

①凹み→空気が真っ直ぐに進めない。
②管内の汚れ→汚れがつくことで空気が通る幅を狭めてしまう。

このような状態では空気の妨げになり、「音抜けが悪い」とされます。

見落としやすい消耗パーツ

上記のように分かりやすいもの以外に消耗品が影響し音抜けに関わる場合があります。

①ウォーターキイコルクの消耗→コルクが割れたり凹みが強いことで空気がもれてしまう。


②ピストンフェルトやロータリーゴムの消耗→音孔がズレてしまい空気の流れを塞いでしまう。

この2点は非常に気づきにくく、買取の検品時にもよく見られます。
(ピストンを分解せずに一緒に洗浄した場合も動作不良が起こる場合があります。)
音抜けに影響する部分ですので管内クリーニングをしても解消されない場合は、細かなパーツの消耗よるものかもしれません。

まとめ

なんかスッキリしない!という場合は消耗品の可能性があり思いの外影響していたりします。
また、気づいていなかったけど実は減っていた!なんてこともよくあることですので
一度チェックしてみてください!

たまーに、乾かせばなんとかなる。というのも聞くことがありますが、消耗したものは元に戻りません。笑
交換するだけであればそれほど高くなくすぐに対応してくれますので、定期的に交換しましょう!

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