SEYMOUR DUNCAN SH-4とTB-4はどちらもJB、なんで? 

エレキギターの買取をさせていただく中で、ままあるのがピックアップ交換されているケースです。

弦の通り道からポールピースが外れているものを見かけます。

「ピックアップの幅って共通の規格じゃないの!?」
そう、実は違うんです。

ポールピースが合っていないのは何が原因だったのか

早速、核心に触れたいと思います。
ピックアップの種類でこういった名前を見かけたことはないでしょうか
SEYMOUR DUNCAN SH-4 JB
SEYMOUR DUNCAN TB-4 JB

名前が、TBとSHのところが違います。

※参考画像の片方がJBでないことをお詫びします。

SEYMOUR DUNCAN SH-4 JBとSEYMOUR DUNCAN TB-4 JBはどちらも”ダンカンのJB”です。
・マグネット:Alnico V Bar
・D.C.RESISTANCE:16.40k
・RESONANT PEAK:5.50kHz
・ケーブル:Four Conductor
仕様は共通で上記の通り、一体なにが違うのかというと…

弦間ピッチが違います。

TB-4はフェンダー系やフロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応
SH-4はレスポールなどギブソン系のギター、T.O.M.ブリッジの弦間ピッチに対応
レスポール系とフロイドローズタイプではブリッジ側の弦と弦の間の広さが違うのです。それがブリッジの弦間ピッチです。

tb-4で入力すると「tb-4 sh-4 違い」の検索ワードがグーグルのサジェストに出てくることを考えると、意外と弦間ピッチをご存知の方は少ないのかもしれません。

※「ボビンのサイズが違うからTB-4とSH-4は音が違うはず。」という見方もあり、そちらで検索されている方もいらっしゃいます。
音質が違うという結論で、フロイドローズトレモロのギターにSHの型番のピックアップを敢えて合わせる方もいらっしゃいます。

店頭での接客の際に「ネックグリップが好みで弾きやすい。」「ネックグリップが好みじゃないので弾きにくい。」という会話はあっても「弦間ピッチが自分には合わない。」は滅多にお伺いすることがありません。
ご存知の方はすでにギターに合わせて弾きわけていらっしゃるのかもしれませんが、演奏の際にブリッジの弦間ピッチを重要視される方はそこまで多くないのかもしれません。
指弾きよりもピック弾きがメジャーなエレキギターにおいてブリッジの弦間ピッチを意識するのがピックアップ交換のタイミングというのはなかなか面白い傾向ですね。

※ナット幅のお問い合わせは少なくはないので、ナット側の弦間ピッチは重要視されている方が多くいらっしゃるのは付け加えておきます。


一方、グレッチでは弦間ピッチが好きに調整できるブリッジがあります。
エレキギターの好きなブランドが分かれるのはこういう部分かもしれませんね。

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