好みの幅の広さはエフェクター界でも屈指!?ワウペダル 

2021年1月、現在、DEAN USAのMichael Schenkerモデルを2本在庫しています。

Dean USA Limited Edition Michael Schenker Red / Black V
DEAN USA Michael Schenker FLAME V
フライングVといえば!Michael Schenkerはまず名前が挙がるギタリストなのではないでしょうか。
白黒のツートーンを見かけるとギター関連の商品でなくても連想してしまう方もきっといらっしゃることでしょう。

ギター本体もさることながら、マイケル・シェンカー氏といえばワウ・ペダル!
JEN社製 CRY BABYも忘れてはならないファクターです。
ワウの”半踏み”や”半止め”と呼ばれる独特のサウンドもトレードマークとして語られます。
ファンク風のサウンドとは違ったワウペダル観はギターシーンに強い影響を与えました。

マイケル・シェンカー氏は、ワウを半分の位置でとめてその音を出していたのではなく、踏み込んだときに好みのサウンドになるように手を加えていたようです。
ピックを重ね一定の位置に固定するように挟み込む方法や、ギアをずらし変化幅を変える改造を施したり
モディファイエフェクターの概念の先駆けだったのかもしれません。

「ワウペダルに手を加える」は現在でも脈々と継承されていて、ギタリストの楽しみのひとつでもあります。
インダクターを変更、LEDを追加、トゥルーバイパス仕様に変更…etc
ワウのモディファイキットも販売されているなど、ワウペダルの”自分好み”は様々です。

そんな”ちょっと手を加えられがち”なワウペダル。
改造を施さずに”自分好み”に調整が効くデザインの商品があるのでご紹介します。

Xotic Wah XW-1

Xotic Wah XW-1はジミ・ヘンドリックス、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトンなどのアーティストが使用した1967から1968年のイタリア製のワウ、VOX CLYDE McCOYがベースになっていてそれだけでも期待値のあがるペダルです。

筐体サイドにミニトリムが4つついています。
内容はバイアス、ワウQ、トレブル、ベース。
センター位置が標準設定なのでセンターストップがあるトリムです。

バイアスはトランジスタのバイアス調整。低音を強調したようなサウンドやスムースなものまでワウのかかり具合を調節できます。
ワウQはフィルターのかかり具合の調整。
トレブル、ベースは、その名の通り、可変幅のイコライザーが調整できます。

外部ミニトリム以外にもさらに機能が…

実は内部にディップ・スイッチがあります。

・ディップスイッチ
1.踏み込み時のトレブル域の調整ON/OFF
2.Input GainトリマーのON/OFF、OFFではInput Gainトリマー無効
3.プレゼンスの調整。ONでスムースなハイエンド。オフ時は、アグレッシブな高音域。
4.フリーケンシーレスポンスの調整

・電池残量が半分以下になるとLEDが点滅


・ペダル右横の取り付けボルトの締め込み具合で、ペダルのトルクが調整が可能

純正仕様でここまで調節が効くペダルもなかなかないのではないでしょうか。
好きなサウンドや演る音楽ジャンルが固まっていらっしゃる方は他のペダルで最適解はあるかもしれませんが、幅広さと質の高さを兼ね備えたとても魅力的な商品です。

ユーザーが設定できる箇所が多いので、お持ちの棹やファズとワウペダルの相性を気にされている方は試してみる価値があるかもしれません。

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。
コメントは承認後に公開されます。