チェーンドライブの元祖、dw5000の魅力! 

ドラムセットの中でも重要な、バスドラムの演奏に欠かせないフットペダル。

RearlやTAMA、YAMHAなど各社からさまざまなラインナップが発売されていますが、それ故に選ぶ時に迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

今回は、ドラマー憧れのブランドDW(Drum Workshop)の代名詞的ペダル「dw5000」の特徴や魅力をご紹介します。

DW( Drum Workshop )について

DWは、1972年にドン・ロンバーディが設立したドラムスクールから始まったアメリカを代表するドラムメーカー。
ドラムセットはもちろん、DWの地位を確固たるものとしたキックペダルなどのハードウェアは多くのトッププレイヤーに愛用されています。

今では当たり前となったチェーンドライブや、ツインペダルもDWからはじまっており、まさに近代ドラムのパイオニア的存在です。

dw5000とは

dw5000は、1970年代後期にドラム教室の生徒の父親であり、Camco Drumのオーナーであったトム・ベックマンから買い取ったCamcoペダルの製造設備を使って製造を開始したペダルを元祖としたDWを代表するモデルです。

1980年にDWは、世界で初めてチェーン&スプロケットドライブ機構を搭載した5000CXを発売。
そのスムーズなアクションとパワフルなサウンドで爆発的なヒットとなり、マーケットでのDWのポジションを確固たるものにしました。

その後も、偏心カムのアクセレレーターモデルの登場や、アンダープレート+ボールベアリングヒンジを搭載するなど改良され現行品のデルタシリーズへと進化してきました。

しっかりとした踏みごたえと大音量

dw5000は、フリーフローティングローター機構を持つdw9000や、ダイレクトドライブのペダルのような軽さを重視したモデルではなく、踏み込み時やリバウンドが自然に感じられ、心地よい抵抗感を感じながら踏み込みたいスタイルの方にはベストマッチします。

ダブルチェーンモデルは音量は非常に大きく芯の太いサウンド、音色を揃えやすく安定したプレイが可能。
AH4などのシングルチェーンモデルは、踏み込みが軽快で細かなニュアンスを表現することが得意、かわりにパワーはダブルチェーンの5000にはやや劣る印象ですが、それでも他のモデルに比べ十分な音量を持っています。

標準搭載のビーター(SM101)は、比較的重めで音量が出るのですが、バランスに偏りがあるので少々扱いにくいビーターです。
dw5000に踏みづらさを感じている方は、1度別のビーターを試してみることをおすすめします。

優れた安定性

堅牢な作り、ダブルチェーン+ボールベアリングヒンジを採用しており横ブレが無くスムーズなアクション。
また、バスドラムにペダルを固定する「トライピボット・トゥークランプ」は360度の傾きに追従し固定され、裏面に貼られたラバーと合わせてしっかりとズレを防ぎます。

※トライピボット・トゥークランプ、裏面のラバーは現行品(AD4、TD4)の仕様です。

AD4とTD4の違い

現行のdw5000ではターボとアクセレレーターの2種類のアクションがあり、一見しただけでは違いが分かりづらい部分ですので、ここではアクションの特徴や違いなどを紹介します。

こちらは、ターボ(真円のスプロケット)、フットボードの動きそのままのレスポンスでクセのないアクションが特徴。

音量、音質などが安定したプレイがやりやすく、スライド奏法を多様するドラマーにおすすめです。

アクセレレーター(偏心)は、スプロケットの回転軸を中心からずらして設定してある いわゆる偏心カムです。
ターボよりもヒットポイントが極わずかに手前側に移動するので、グッと踏んだ瞬間にアクセルを踏んで加速したかのようなアクションです。

遠心力がシャープに感じられるのでウッドビーターなど重めのビーターとも相性がよく、 足首を使ったフットワークを好む方におすすめです。

dw5000使用ドラマー

  • Travis Barker(Blink-182、Machine Gun Kelly)
  • Jeff Porcaro(TOTO)
  • Jonathan Moffett(Michael Jackson、Elton John)
  • Nicko McBrain(Iron Maiden)
  • Ilan Rubin(The New Regime、Nine Inch Nails、Paramore)
  • Jon Theodore(Queens of the Stone Age、The Mars Volta)
  • 鈴木貴雄(UNISON SQUARE GARDEN)

など多数。


いかがでしたでしょうか?

今回は、dw5000の魅力やAD、TDの違いなどをご紹介いたしました。
この記事が皆様のペダル選びの一助になれば幸いです。

ベース、ドラム、アクセサリ担当:前田

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