口がバテてしまって吹けない!!泣 

金管吹きや木管吹きに関わらず、バテて思うように吹けなかった。。。なんてことをほとんどの人が経験していると思います。
マウスピースの横からは息が漏れ、高音は出なくなりとにかく唇だけが痛い!!といった最悪のコンディションになりますよね(汗)
そうならないための方法とバテてしまったときの対処法についてご紹介します!

バテる仕組み

そもそもなぜバテるのか。。。
大体は「吹き続けているから。」と言われると思うのですが、それだけではありません!
案外詳しい理由は初めてという方も多いかもしれないですね。

<バテ唇まで流れ>

①長時間マウスピースを唇に当て続けることで、血行が悪くなります。
②血行が悪くなったことで、唇の震えなど反応が悪くなります。
③唇の反応が悪いので、無理矢理音を出そうとしてしまい口周辺の筋肉を余分に使ってしまいます。
④もとに戻らなくなる。泣

②の状態でやめておかないと確実に次の日に響いてきますので、この段階でしっかりと休ませるのがベターです。
コンクール前や定期演奏会前などは気持ちも焦るので、練習しないなんて!て声も聞こえてきそうですが、④にまで到達してしまうと数日は違和感が残りまともな練習はできなくなってしまいます。

ですので、無理をせずにしっかり休息を取りましょう!

解消法

他にも方法があると思いますが、一意見として見ていただければ幸いです。

1.アイシング
唇をしっかりと冷やすことです。
これは完全に腫れてしまったときにも有効で、温かいものと冷たいものを交互に当てるのも効果的です。

2.フラッピング
唇をプルプル震わせることです。
疲れは血管に乳酸が溜まった状態と言われており、その乳酸を流す必要があります。
フラッピングをすることで筋肉の緊張もほぐし乳酸も取れてくるので効果的です。

とにかく、バテないためには休息は必須ですので、無理をしない練習とケアしっかりとおこないましょう!

また、唇をパックすることで冬場の乾燥にも負けない柔らかなリップを作れます。
保湿性の高いリップを塗り、ラップで5分パックすれば問題なくケアができますので、こちらも実践していただければと思います!

まとめ

いかがでしたか??
細かく状態が理解できれば「無理をして吹かないと!」とはならないですよね。
余談ですが、セルゲイ・ナカリャコフさんも「6分吹けば9分休む」と言われており、プロでも吹き続けることはできないのです。

解消法やケアを駆使して楽しい音楽ライフをおくりましょう!

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