ペグの色々~ロックペグ編~ 

ギターのペグには色んな種類がありますが、今回は「ロック式ペグ」にスポットを当てていくつか紹介したいと思います。絃の巻数を少なくすることでチューニングが安定したり、そもそも弦交換がかなり楽になったりと便利なロックペグ。いろいろ種類はありますが、使い方などそれぞれに個性があって中々おもしろいですよ!

Sperzel Trimlock

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ロックペグと言えば!というほど大定番のペグです。ペグ本体の裏側にある大きなダイヤルが特徴的で、弦を通した後にダイヤルを回すことで弦を固定します。弦交換の際には、ダイヤルを緩めて弦を外し、新しい弦を固定、少しペグを巻くだけでいいのですごく楽になります。

FENDER LOCKING TUNERS

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上記、スパーゼルと同様、ペグ本体の裏側にある大きなダイヤルが特徴的なペグです。使い方も同じですが、こちらはフェンダーのAMERICAN STANDARDやAMERICAN PROFESSIONALシリーズなどに搭載されているペグと簡単に交換できるため、フェンダーユーザーには嬉しい商品です。

Gotoh / マグナムロック

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マグナムロックは、弦のチューニング時に自動的にロックするGOTOH独自のロックペグです。ストリングポストに弦を通して引っ張りながらペグボタンを回転させることで、内部のロッキングシャフトが弦を挟み込みます。見た目を大きく変えることなく、ロック式ペグの機構を利用できるので、非常に高い人気を誇るペグです。

PRS / Phase II Locking Tuner

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先端部分に大きな黒いネジが付いているのが特徴のペグです。PRS Custom 24など、定番のモデルに標準搭載されるロックペグです。こちらのペグは非常に原始的な仕組みですが、ストリングポストに弦を通したあとに、ネジで締め付けて固定します。弦を外す際には逆向きに回すことで素早く取り外しが可能です。

PRS / ウィング式ロックペグ

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ペグ本体に大きなツメのようなパーツがあるのが特徴のペグです。こちらは弦を通す穴が無く、ペグの軸とウイング(ツメのようなパーツ)の内壁で弦を挟み込んで固定する個性的な使い方となります。弦を取り外す際はウイングを横にひねることで、かんたんに取り外し可能です。

さいごに

いかがでしょうか?弦交換が楽になってチューニングが安定するロックペグ…個人的にはおすすめです!色んな使い方のものがあるので、好みのものがあれば換装してみるのも面白いと思いますよ!

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