「自宅でもドラムが叩きたい、しかも電子ドラムでなく生ドラムを」
という願望はドラマーなら誰しもが抱いたことがあるのはないでしょうか?
今回は実際に私が自宅で使用している小音グッズをご紹介したいと思います。
(汚い部屋ですみません)
REMO SILENT STROKE
まずはレモ サイレントストロークから。
こちらは所謂メッシュヘッドで、Roland社のV-Drumsのメッシュヘッドを想像してもらえれば分かりやすいでしょう。
(V-DrumsのメッシュヘッドもREMOが製造しています)
こちらはシングルプライ仕様で通常のドラムヘッド装着時と比較し、
なんと90%ほどヴォリュームを縮小しているそう。
*デシベル測定 Top:SilentStroke/Bottom:ClearAmbassador
フルショットで叩いた時
一般的なドラムヘッド =〜約100デシベル(地下鉄の音量に相当)
サイレントストローク装着時 =〜約80デシベル(目覚まし時計の音量に相当)
叩いた感触は「普通のドラムそのまま」とまでは言えませんが,
しっかり胴とサイズがあるドラムに装着することで、
練習パッドや一般的な電子ドラムに比べ明らかにリアルな打感に感じました。
裏面に通常のヘッドをチューニングすることでピッチの調整もできるのもポイント。
裏面にもメッシュヘッド貼ればより静音性を高めれます。
カラーも白く、ぱっと見普通のコーデットに見えるので練習はもちろんMV撮影なんかにも使えそうですね。
Zildjian Low Volume Cymbal
続いては無数に小さな穴の空いた、ローヴォリューム・シンバル、見た目も金色でいい感じです!
こちらも通常のシンバルに比べ、70-80%の消音に成功しています。
古くからある消音パットやミュートと違い、シンバル特有の打感はそのままに音量を抑えたプレイが可能です。
特にハイハットは叩く回数が多く、オープン具合などでもニュアンスがしっかり変わるのでおすすめ。
16クラッシュはかなり消音されており気兼ねなく叩けますが、
ライドやハットはクラッシュに比べ音量が出る印象ですので、
必要に応じて少しミュートしてやっても良いかもしれません。
[メーカーサイト] Zildjian L80 Low Volume Cymbal
TAMA Soft Sound Beater BSQ10S
打面がスポンジになったビーターで使い方は持ってるペダルに付けるだけ。
見た目によらず通常のビーターと付け替えても違和感ない踏み心地で、自宅練習や小音での演奏にうってつけ。
ウェイトを付けフィーリングの調整もできますし、
先ほど紹介したメッシュヘッドのSILENT STROKEと組み合わせれば消音効果抜群です。
生ドラムだけではなく電子ドラムや練習パッドにも使え、
住宅環境次第で四六時中フットワークを鍛えれるかも!?
[メーカーサイト] TAMA Soft Sound Beater BSQ10S
まとめ
画像のキットはYAMAHAのStage Customの18キックのものですが、
TAMAのClub JamやLudwig Breakbeatsなどもっと小口径でコンパクト、
かつ購入しやすい価格のドラムセットも発売されていますので、
騒音やスペースの都合で諦めるのは早いかもしれませんよ。
この機会に家ドラム、はじめてみては?
ベース、ドラム、アクセサリ担当:前田
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