momose MTL-AR/LF 2005年製
momose MTL-AR/LFを買い取りさせていただきました。
楽器買取専門店のQsic(キュージック)では、不要になった楽器を買い取りしております。
神戸店やなんば店での店頭買取はもちろん、宅配買取サービスで日本全国のお客様から楽器を買い取っております。
本記事では、Qsicの楽器買取サービスをとおして入荷したお品の中でも、ひときわ価値が高い一品をご紹介します。
今回はFender製ではないですが、オールローズウッド・テレキャスター(タイプ)が入荷しています。
国産のオールローズといえばFender Japan TL69-98 All Roseが有名ですが
momoseも限定生産で何度か製造しています。
今回買取させていただいたのは、momose MTL-AR/LF 2005年製
ボディ材に使えるほどのサイズのローズウッドが稀少で完全限定生産のお品
オールローズにも色々仕様がありますが今回の個体は
1pローズウッドネック、ネック裏にスカンクラインあり
ブックマッチのローズウッドボディ、中央に薄くメイプルを挟んで接着。といった仕様です。
早速、サウンドを聴いてみましょう!
momose MTL-AR/LFのサウンドチェック
●クリーン
●クランチ
●リード
きっとこの記事を読んでいらっしゃる方はこのモデルの元ネタをご存知のことでしょう。
オールローズ仕様のテレキャスターといえばエピソードのあるギターですね。
アーティスト・プロモーションに力を入れていたフェンダーがビートルズに様々な機材を贈ったなかのひとつがローズウッド・テレキャスターでした。
1968年末、ロジャー・ロスマイズルとフィリップ・クビキ(フィル・クビキ)によってジョージ・ハリスンに手渡されたオールローズテレキャスター。
1969年1月にイギリス・ロンドンで行われた、ザ・ビートルズの「ルーフトップ・コンサート」でジョージ・ハリスンが使用したのが印象的な場面でしょうか。
有名な話ですが、ジョージ・ハリスンの手元にあったのはほぼ1年ほど、わずかな期間でした。
1969年にジョージはデラニー&ボニーのデラニー・ブラムレットにオールローズテレキャスターをプレゼントしてしまいます。
惜しくなったジョージがデラニーに返却を求めたことがあったようですが、拒否されてしまい存命のうちに手元に帰ってくることはありませんでした。
その後、30年間はデラニーが所有。
のちにオークションに出品されます。(1度目が1999年)
2003年にオークションに出された際にオリヴィア・ハリスン(ジョージの妻)が落札して、その後、息子のダーニによって管理されています。
家族が買い戻すほど、人々の印象に残るオールローズテレキャスター。
コピーモデルですらも稀少でスペシャルなギターになってしまう魅惑の仕様がオールローズです。
当店販売サイトより(このページでもご注文可能です。)
2021/01/25
申し訳ございません。この商品は売約済みとなりました。
買い取りもおこなっております。
この商品の売却をお考えの方は、無料査定フォームからお申し込みください。
お気軽にコメントしてください。