「え?このシンセ、電池で動くの?」
そう!「JUNO-Di」の発売時、「この性能で電池駆動とは!」と度肝を抜かれたことをよく覚えています。
発売された2009年当時、アンプは電池や充電池駆動のものがありましたが、このクラスのシンセサイザーで電池で動くものはほとんどなく、ストリートライブでは発電機を持っていかねばならない難儀を強いられていました><
それが、まさかの単3電池8本で動くという!
これはJUNO-GiもJUNO-DSも同じ仕様であり、ストリートには欠かせないシンセとなりました。
それでは、JUNO-Di以降の3機種それぞれの「良さ」を個人的にまとめてみましたので、中古楽器選びの参考にどうぞ^^
JUNO-Di
「弾き語りに最適!」この言葉に尽きるモデルです!
INPUTしたマイクの音量やリバーブ調整つまみが前面に配置されていたり、ATTACKやCUTOFFのサウンド調整が単体のつまみで搭載されており、直感的な操作がしやすいつくりです。
現行のDSも素晴らしいモデルなのですが、マイクの操作はリアパネルに、サウンド調整つまみは前面にグループ分けされて配置されており、慣れてしまえば問題ないのですが、弾き語りなどのライブ中など、慌ただしい中では操作数が少ないほうが安心ではないかと思います。
そして、3機種の中で一番軽い!
キーボーディストは重量との戦いですが、嬉しい5.2kg!
中古でも人気が下がらないわけです><
JUNO-Gi
JUNO-Diの1年後に発売された「JUNO-Gi」は、Diのような「弾き語り」というよりはキーボーディスト向けに特化されたつくりとなっています。
まず、他の3機種と異なるのがデジタルレコーダーを搭載していること。
DSにもパッドが搭載されているのですが、こちらのGiは8トラックのMTR仕様となっており、簡単にデモが録音できます。
もちろん現在はPCやスマホでも簡単に録音できますが、この1台で完結できるので、デモ作りには楽ちんではないでしょうか。
また、Diと同様、サウンド調整が単体のつまみなので、ライブ中の直感操作はしやすいです。
そしてそして!
DSでは残念ながら無くなってしまったのですが、「D BEAM」というテルミンのように手を動かして、サウンドを調整する機能がGiまでは搭載されています。
全然、使わないときは使わないんですが(笑)、個人的にすごい好きだったんです。。。
一人でウネウネと手を動かしては笑っているという、、、私、気持ち悪いですね(笑)
JUNO-DS
現行モデルの「JUNO-DS」。これまでのJUNOシリーズの要素と、Fantom等の上位機種の要素を上手に取り入れたモデルではないでしょうか。
特徴的なのは、やはり8つのフレーズ・パッドですね^^
Fantomシリーズなどにも搭載されているパッドですが、こちらはUSBメモリーに入れたオーディオ・データを各パッドに割り当てることができ、演奏中にパッドを叩いて再生しライブで使用したり、個人練習時も役立ちます!
また、これぞ現代的な機能として、追加音色ライブラリ・サイトからダウンロードして読み込むことができ、演奏したい用途に応じて音色を拡張することができます。
「うーん、イマイチ音色が決まらない!」という時には便利ですねー!
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JUNOシリーズ3機種をそれぞれまとめてみました!
どの機種にも良さがあり迷ってしまいますが、自分の演奏スタイルと照らし合わせて、素敵な1台を選んでみてください^^
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