あなたはシールド派でしょうか?ワイヤレス派でしょうか?
私はワイヤレス派です。
現在でも多くの方がシールドをお使いになっていると思うのですが、
「シールドでもいいけど、ワイヤレスも気になる。」
という方もおられると思います。
今回はそんな方のために、ワイヤレスシステムで話題にされやすい点を挙げ、それに関しての感想と体験を書いてまいります。
ご参考いただければと思います。
話題その1.長いケーブルも自由度が高いと思うが、ワイヤレスにする必要があるか?
これは使ったことがある方なら分かっていただけると思いますが、自由度に関していえば、長いシールドとの差は歴然です。
足元にケーブルが無いだけで、かなりの開放感です。
「今までこんなストレスを知らずに感じていたのか」と思うほど。
ギターソロの時に前に出るのも簡単ですし、暴れてもケーブルが抜けることはまず無いです。
この自由度により、リハーサルの時に外音を確認することも出来ますし、ステージ上でメンバーの元へ行くのも容易です。
話題その2.サウンド劣化はどうなのか?
サウンド劣化について気にしている方もおられるかと思います。
しかし、実際は気にするほどではありません。
というか、サウンドの違いに気が付かないレベルです。
ワイヤレスの技術が、そこまで進歩しているといっていいでしょう!
よっぽどハイエンドなシールドとの比較なら差もでるかもしれませんが、そうでなければNo問題です。
話題その3.電波混戦は大丈夫なのか?
実はこれには注意が必要です。
最近発売されているワイヤレス機器の多くは2.4GHzを採用していますが、この周波数がBluetoothやWi-Fiと同じ周波数なのです。
なので、自分のスマホのWi-Fiと混線してしまうことや、鑑賞されているお客さんのスマホと混線し、演奏の音が途切れてしまうことが稀にあります。
しかし、実体験としては50回のライブに2回。総時間にしても2秒ほどです。
お客さんのスマホのBluetoothやWi-Fiを切ることは出来ませんが、せめて自分のスマホはオフにしておくようにしましょう!
また、モデルによっては混線を解消できるように、干渉を事前に検出・回避できるシステムを搭載している物もあるので、そういった機能がついたモデルの使用がいいでしょう。
私は、これに変えてからは混戦はまだ一度も経験していません。
話題その4.電池切れとか怖い
はい、確かに…本番中に電池が切れると悲惨です!!
しかし、ほとんどの機器に「電池が切れそうサイン」がありますので、ライブの前日にチェックしておけば問題は無いでしょう。
話題その5.荷物になるんじゃない?
確かに3mや5mのシールドと比べれば荷物になるでしょうが、最近はエフェクターサイズのものも多くありますので、それなら気にするほどの重さではないでしょう。
というわけで、多少注意するべき点はありますが、ワイヤレスシステムで得られる自由さを一度体験すると、個人的にはワイヤレスに軍配が上がります。
迷われている方は是非ワイヤレスシステムで自由の世界へ!!
コメント
こんにちは。
ワイヤレス(お安いものですが)便利に使っています。
FUZZやRATなどは音が激変またはエフェクト掛からず的な状態になってしまうのですが、恐らくインピーダンス関連の問題かと思いますがこちらは諦める他ないのでしょうか?
コメントをいただきありがとうございます。
インピーダンスが原因の場合は、エフェクターに合ったワイヤレスを使う必要がございます。
機材も相性がございますので難しいところですが、色々とお試しいただければ相性の良い機材に巡り会えるかと存じます。