アコースティックギターのサウンドの重要な要素を担っている「ブリッジ」。メーカーやモデルごとにいろいろな形や素材があり、見ているだけでも楽しい部分かと思います!今回はいくつかのギターのブリッジ部分をご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください!
★Gibson J-45
こちらはアッパーベリーブリッジでアジャスタブルサドルのJ-45です。J-45は年代によってブリッジの向きが変わったり、弦高調整が可能なアジャスタブルサドルであったりと、仕様がたくさんあるモデルです。玄人はこの細かな本体の仕様を見ただけでおおよその年代を特定出来たりします。
★Gibson DOVE
こちらは1967~1968年製のDOVEです。ピックガードのインレイやサイドバックがメイプル材なことでなかなか特徴的なギターですが、特にこの年代のこのモデルには特筆すべき点があります。
…なんと!アコギのブリッジの上にレスポールなどエレキギターに使われる金属製のブリッジが乗っています!一般的には牛骨などでサドルを作るのですが、この年代のDOVEは金属製ブリッジによってかなり硬質なジャキジャキとしたサウンドになるのが特徴です。
★Ovation Adamas
高級ギターの代名詞的な存在である「アダマス」。憧れのギターとして思いを馳せている方も多いのではないでしょうか?ブリッジの両端に施された彫刻が美しく、一目見ただけで只者ではない雰囲気を感じ取れます。
★Ovation 1768 Elite
一見するとシンプルなデザインのブリッジですが、こちらはブリッジピンを使わずに弦を固定することができる、スルータイプのブリッジとなっています。弦交換が非常に楽で、万が一、ライブ中などに弦が切れてしまった場合でもすぐに交換できるメリットがあります。
★TAKAMINE PT106
こちらはタカミネの現行品アコースティックギターのほとんどに採用されている。ダブル・サドルです。オクターブ調整がシビアなアコースティックギターという楽器ですが、タカミネではサドルを1、2弦と3弦~6弦で分割することで、スケールを微調整、安定したピッチを得ることが可能となります。
★さいごに
ブリッジの種類はまだまだたくさんありますが、今回はこのくらいで…。
見たことのないものはありましたでしょうか?それぞれ見た目だけでなく、サウンド、演奏性も違うのでぜひ皆さんもいろいろとお試しください!
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