D’Addario 新作コーティング弦”XTシリーズ【ベース弦レビュー】 

ダダリオの新コーティング弦”XT”が登場!
待望のベース弦も入荷しましたので早速試してみました!

今回ゲージはEXL170相当の45-100、ベースはジャズベをチョイス。
コーティング弦の割にはリーズナブルなXT、その実力とは!?

XT SERIES


EXL、EXP、そしてNYXLとギター弦を進化させてきた D’Addarioから、最新のコーティング弦『XT 』が誕生しました。
D’Addario社では、独自の最新コーティング・テクノロジーとこれまでに開発してきた NYSteelといった素材や FusionTwistsのような革新的要素を組み合わせ、実現が難しいと言われてきたノンコーティング弦のようなナチュラルなトーンとタッチフィーリングを併せ持ったロングライフの弦の開発に取り組んできました。
XTシリーズは、独自のコーティング・テクノロジーによってハイカーボン・スチールを芯線とした巻弦とプレーン弦の全てにコーティングを施したことでかつてない長寿命化を実現し、強度、ピッチ安定性、耐腐食性においてこれまでのコーティング弦にはなかった高いパフォーマンスを誇る弦がついに完成しました。
-メーカーサイトより-

レッツ、張り替え

マットな黒のパッケージにはクリップが2つくっついたようなマーク、高級感はありますが賛否が分かれそうです。

パッケージの裏には各弦のテンションなどの情報が。
2弦のテンションが群を抜いてキツイのがわかりますね。

開けてみるとリサイクルを促すポップなイラスト。

内袋にはジッパーがついており再利用が可能、捨てずに置いておきたい弦や小物入れにも出来ます。

分かりにくいですが定番のEXLよりも少し白みが強い発色。
(右:XT 左:EXL)

かなり自然なフィール

張った最初の印象がさわり心地がかなり自然。
言われてみればツルツルしてるけど全モデルのEXPやエリクサーほどあからさまに「コーティングしてます」
というような滑りはなく好印象。

テンション感などはあまりしなやかさはなく硬めの印象。
しっかりと振動してサスティーンも豊か、チューニングの安定性もNYXLゆずりで抜群に速く言うことなし。

肝心の音は

やはりノンコーティングと同じとは言えないまでもナチュラルなトーンと弾き心地、ダダリオらしいギラついた部分も健在でいい意味で期待を裏切られました。
EXLにくらべるとコーティング弦特有のコンプ感が薄くありミッドが少し落ち着いている印象。
ただ、レンジは広く出ていますが色気は乏しくコーティング弦のさだめでしょうか。

気になった点

今回購入した分は1弦にコーティングむらのようなものが見られました。
サウンドにはそこまで影響はないようでした耐久性が気になるところ。
今後の改善に期待です。

まとめ

総合的に◎
「コーティング弦は弾き心地や不自然なトーンが気に入らない」
「コーティング弦を使いたいけど値段が高い」
といった方にはかなりオススメ。

リーズナブル、自然なトーンと弾き心地を備えた新製品XT SERIES。
あとは耐久性が気になるところではありますがもしかするとエリクサーとコーティング弦界の人気を二分することになるかも。

当店ではXT SERIESのベース弦をはじめエレキ弦、アコギ弦を取り扱っておりますので、
気になってる方はぜひお試しを!

担当:前田

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