ユーフォニアムの仕様の「コンペ」って良いって聞くけど実際はどんなもの?? 

管楽器奏者なら聞いたことがある言葉かと思いますが、実際はどういったものかご存知ですか??
替え指で使用したりなどはありますが、「コンペシステム」はもっと重要な役割をしています。
今回は、メリット・デメリットなども含めてご紹介いたします!

コンペとは??

正式名称は「コンペンセイティングシステム」という名前なんですが、非常に長く読みにくいですね。笑
なぜこのシステムが好まれるかと言いますと、19世紀に発明された音程を補正する仕組みなのです。

音程を補正してくれるのに嫌いな人はいませんよね?笑
ユーホニアムは4番ピストン(横から出てきているピストン)を押すと音程が少し高くなってしまう傾向にあります。
これを補正してくれるのが「コンペシステム」(赤丸で囲っている部分)になります。

メリット

コンペを使うメリットについてご紹介します。
1.勝手に音程補正をしてくれる
上記でご説明したとおり音程を整えてくれます。

2.低音域の演奏が容易になる。
吹きやすい様に替え指を探さなくても、音程を補正し低音域までしっかりと出るので容易に演奏ができます。

デメリット

良いことばかり言っていますが、少々デメリットもあります。
1.抵抗感が強くなる。
音程補正をするために管が長くなり、抵抗感が増えてしまいます。

2.重量が増える。
こちらも管が増える分、重量が増します。
ただでさえ重たい楽器の部類なので、重量が増えるのは苦しいところですね。

まとめ

いかがでしょうか??
良いシステムだと言っても、デメリットもあり楽器選びは自分に合ったものを選ぶというのは
非常に重要で大切なことです。

少しでも楽器選びの参考になれば幸いでございます。

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