小ちゃいベース、ショートスケールベースの魅力 

エレキベースは弦長が34インチ(864mm)のロングスケールと呼ばれるものが一般的ですが、
30インチ前後のショートスケールというものも存在します。
ただボディサイズが短いだけではない、ロングスケールとは違う魅了があります。
今回はショートスケールベースの特徴などをご紹介します。

1.プレイアビリティ

当たり前だがスケールが短いため運指がロングスケールに比べ楽に弾けます。
スケールに合わせてボディサイズもコンパクトなモデルがほとんどなので取り回しかよく、
手や身体の小さな子どもや女性にはもちろん、スケールの差が少ないのでギタリストにもオススメです。

2.サウンド

ショートスケールは「低音が弱い」というイメージが強いかもしれませんがけしてそんな事はありません。
確かにスケールの関係でE弦の押し出しはロングスケールに比べて少し弱いですが、トーンだけでいうと豊かなローを持っており、
D弦やG弦に関してはより野太く質量感のあるサウンドでフレーズで高音弦を選んでもローがスカスカにならないような特徴があります。
この太いトーンに魅了されあえてショートスケールのベースを愛用しているプレイヤーも数多く、
ジャック・ブルース(クリーム)、ポール・マッカートニー(ビートルズ)、
ビル・ワイマン(ローリング・ストーンズ)、アンディ・フレイザー(フリー)などなど
超有名どころだと、ジャック・ブルースの他の楽器を押しのけるように抜けてくるリードベースはショートスケールの
GibsonのEB-3ならではのサウンドですね。

3.見た目がキャッチー

ショートスケールのベースは比較的サイズが小さく、丸みを帯びたデザインのものが多く可愛らしくキャッチーなルックスで
取り回しの良さも合わせて国内外で数多くの女性プレーヤーに愛されています。

4.リーズナブル!

ショートスケールの代表的な機種”Fender MustangBass”を筆頭に、
もともと低価格帯のスチューデントモデルとして発売されたものが多く、
現行のラインナップでも比較的リーズナブルなモデルが多いのも嬉しい特徴の一つです。

まとめ

いかがでしただしょうか?
プレイするジャンルや好みにはよりますが、メリットも多く独特の魅力を持ったショートスケールベース。
1度は試す価値ありですよ!

担当:前田

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