この冬、クラリネットの大敵となる乾燥による割れが起こってしまいました。
しかも、トーンホール付近ではなくバレルの中が割れてしまいました(泣)
冬が始まる前にオイルを入れて、手入れをし直して・・・とメンテンスを行っていたものの割れていしまっていたのです。
今回は、クラリネットが割れる原因について紹介していきます!
割れる原因
主に「温度差」と「乾燥」の2つが考えられます。
温度差に関して、クラリネットは木で出来ています。温かいと膨らみ、涼しいと縮んでいきます。
夏場涼しい部屋で合奏をしている場合、演奏では楽器の中には暖かい空気を送り込みますがクーラーによって外気温は涼しくなります。
この時内部は膨らみますが外部は縮こまろうとしますが、その時の差が大きくなりその楽器のキャパが超えた時バキッ!と割れてしまうのです。
乾燥の場合、単純に乾燥すると木は割れます。
特に冷暖房に直接あたってしまうと乾燥は進み割れてしまうリスクが格段に上がってしまいます。
夏場はどんなに熱くてもクーラー直撃にせず、冬場は楽器と少し温めてから演奏するようにしましょう。
この気遣いでかなり変わってきます。
割らないためにすること
1.乾燥に注意する
2.室温に注意する
3.楽器ケース内の湿度を保つ
4.こまめにスワブを通す
5.管体にオイルを入れる
この5つを守ると割れる可能性が格段に下がります。
しかし、どんなに手入れをしていても100%割れない、ということはなく割れるときは割れます。汗
予防しないと100%割れるのでしっかりと予防をしましょう!
まとめ
いかがでしたか??
分かっているようで見直してみると意外と出来ていないこともあるかと思います。
まだもう少し乾燥の時期は続きます。
もう冬は終わったと油断せず、自分のものは絶対に割れさせない!!と強く誓って、長持ちさせてあげましょう!
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