早いものでもう2月が終わろうとしています。
恐ろしい!と震えている前田です。
前回同様、個人的なベース弦レビューの第二弾。
今回は James Jamerson、Steve Harris、Pino Palladino、John Richard Deacon等が張っている表面が平らな弦。
フラットワウンド3種のラインナップです。
DADDARIO ECB81 Chromes Bass
弦メーカーの大定番”ダダリオ”のフラットワウンド弦。
飾り糸は濃い青色。
サウンド:芯が太く、フラットにしては少しギラついた高音が特徴。
ドンシャリ気味だがこなれてくるとファットさが増していく感じがする。
音色自体はダーク方向。
テンション:少々強めな弾き心地でスライド時などに摩擦感を感じる。
FENDER 9050L
天下のフェンダーのフラットワウンド。
比較的リーズナブルに入手できるためはじめてのフラットにもオススメしたい。
飾り糸は緑。
サウンド:ダダリオほどダークではなくミッドに緩やかな山があるような印象。
上から下までバランスよく、押し出し感もしっかりある。
テンション:強すぎず弱すぎず、サラサラとした触り心地。
素材:ステンレススチール
Thomastic-Infeld JF344
100年前の1919年にバイオリン属の弦メーカーとして誕生したThomastic-Infeld。
ギターやベースの弦も高品質なものを製造しており高い支持を獲得しています。
こちらのフラットワウンドはPino Palladino氏が愛用していることでも有名です。
飾り糸は赤。
サウンド:フラットにしてはすごく抜け感のあるサウンド。
かといって下がないわけではなく、自然な太さを持っています。
かなりピッキングに素直なので上級者向けな気がしますがとてもいい弦です。
テンション:非常にゆるいテンション感。
パッケージから出した瞬間にわかるしなやかさで指やネックに優しそう。
弦の振動も大きいので張る際は弦高の調整が必須。
いかがでしたでしょうか?
フラット弦は一般的なラウンド弦より高価なものが多いですがへたってきてからが本番、のようなところもあり長く使えますので意外とコスパは良い弦なのです。
私も外したフラット弦はジップロックで保管してたまに張って遊んでいます。
いなたい音楽だけではなくいろんなジャンルに合う(流石にゴリゴリバキバキのはあれですが)んじゃないかと思いますので、一度お試しください!
担当:前田
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