場所によって違う?! ~楽器は元は植物です!~ 

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先日、テレビを見ておりましたら、色んな職業の方がいらっしゃる様で
「熱帯にある新種の植物を探しに行く方」
に同行取材するものがありました。

内容の詳細は割愛いたしますが、非常に興味深く思ったことがございました。
それは
「全く同じ品種でも生育環境が違うだけで、模様・色・形が変わる」
という点でございました。

素人の目からすると、「違う種類なんやろな」と思って見ていたものが、全く同じもので、「違う場所で育ったからなんです」と解説されているのを見て驚きました。

自然の中でもそうなのですが、持ち帰り栽培している中でも模様や葉の形などが違ってくると紹介されておりました。

本当に「色んな知らないことがあるなぁ」と関心していたのですが、そういえばギターやベースも「木(植物)」で作られているなと。

自然の中にある状態で、それだけの変化を見せるものなのですから、楽器というものに形を変えた後にもその形質を受け継ぐことに何ら不思議は無いなと合点がいきました。

置いている部屋が違うだけでも、ネックの状況が変わったり・・・、ボディが割れてしまったり・・・するのは当たり前だなと。

お客様とお話をしている際に、このような事象についてご説明させていただくのですが、上手い表現が見つからず困ることもあったのですが、答えは非常にシンプルなところにあったなと気付かされた瞬間でございました。

形が変わってしまっているので、その物体としての形に惑わされていたのかもしれませんが、

「楽器の材料は植物ですから!」

まさにその一言につきるのだなとあらためて気付かされた気がいたします。

同じところで同じように保管していて、別の楽器の調子が良くても、ある一本は何故か調子が悪いということはよくある話です。
その答えは、
「楽器の材料は植物ですから!」
というところにあるのでしょうね。

植物を育てておられる方は、
「そらそうやわなぁ~」
と思っていただけるのかもしれません(笑)。

特に今年の冬は、気温の温度差が激しいので、例年以上に楽器の保管は気をつけないといけないかと思われますので、小まめに様子を見てあげて欲しいなと思います。

どうしたらいいかわからない状況となりましたら、ご相談に乗らせていただきますので当店のオールインワン・セットアップなどもご利用いただけますと幸いです(笑)。

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