・50~60年代に製造されたヴィンテージ
・ハンドメイドで生産数が少なく、業界内でも評価が高い
・周年記念などの限定モデル
商品の価格が高騰する要因は数多くございますが、他にもこのような「一気に需要が変動し、価格が高騰するタイミング」があります。それは「著名なアーティストが使用した」時です。
ギターなどに比べると価格が安いエフェクター特有のものか、
「あのアーティストが使ってるから大丈夫!」
「あの曲の音がこれで出せるのか!」
と、嗅ぎつけた音楽ファンが購入に走り、急に品薄になるような事がございます。
今回は実際にアーティストが使用した事で人気・需要共に高まったモデルをご紹介します。
●Fuzz Face
言わずと知れた、エフェクターの先駆者ともいうべきペダル。ジミー・ヘンドリックスやリッチー・ブラックモア、ジェフ・ベックなど、数々の著名なアーティストが使用し、近代音楽の歴史と共に歩んできたエフェクターです。
今でもその人気は高く、初期のモデルはうん十万という値段が付いていたり、数多くの派生モデルも販売されている超人気シリーズです。
●Maxon OD-880
Char氏が使用していた事でも有名なエフェクター。「Soft Distortion」の名の通り、ゲイン幅はそこまで広くありませんが、Ibanez TS9を彷彿とさせるミッドのコシの強さ、レスポンスの良さが魅力のペダルです。
ちなみにこちらは前期・後期に分かれた初代モデルと、復刻されたリイシューモデルがあります。値段も倍以上の差がありますので、ご購入の際は念の為ご注意を…。(ロゴの表記や筐体、LEDの有無、基盤の違いなど。初期型が右側面にカバーがされたDCジャックがあります。)
●Maxon NG-01
こちらは布袋寅泰氏がBoowy時代に使用していたモデルです。原音を損なわずノイズを除去してくれる優秀なノイズリダクションとして評価されています。
やはり独特な布袋サウンドを再現するなら、本人と同じ機材を揃えなければ!といって購入された方も多いのではないかと思います。
●Marshall Blues Breaker
ジョン・メイヤー氏が愛用している事で注目され、太く甘いマイルドなクランチサウンドを得意としているエフェクターです。
ストラトや同じく愛用しているIbanez TS10との組み合わせもあってか、絶妙に心地良いミッド感を表現している要因の一つかと思われます。
ご自身のモデルはいかがでしょうか?
以上、一部ではございますが、ご紹介いたしました。将来自分の使っているモデルが、思わぬ評価を得て高騰する事もあるかも。(以前KLON Centaurをお売りいただいたお客様が、今そんな値段になるの!と本当にビックリされていた事を思い出します)
Maxon、Ibanez、Boss、Guyatoneなどの日本製エフェクターで人気が高まっているモデルもございますので、一度自身のエフェクターの相場を調べてみると面白い結果が出るかもしれませんね。
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