汚れたタンポの状態ご存知ですか??~サックス編~ 

木管楽器を購入する際、店員さんから「定期メンテナンスしっかりして下さいね!」や周りから「ちゃんと手入れしいや」などメンテナンスについてかなりしつこく言われると思います。
正直な所、修理費用も安くないし1週間ほど預けないといけないし、なんならまだまだ吹けるし・・・。と憂鬱になりがちですよね。笑
今回はなぜそこまで言われないといけないのか紹介したいと思います!

そもそもメンテナンスで何を確認するの?

ほとんどの楽器店では、タンポの状態、バランス調整、コルクやフェルトの状態などを点検しています。
タンポに関しては、目視で判断できる部分になりますので後ほど詳しく説明しますが、バランスの状態とコルクやフェルトの状態はリペアマンの方しか分からない部分になります。
バランスが当っていないと音を出しにくかったりなど吹きづらさや、音程が合わなくなります。
コルクなどのへたっている場合には、音程音色の乱れやノイズが出てきます。

タンポの状態

一目瞭然のものが多い中、見て見ぬふりをしてる方多いのではないでしょうか??
使っていると徐々に汚れていくため、分かりにくいこともありますが汚れを確認した場合はすぐに交換をして下さい!
タンポが汚れている原因としまして、主に演奏中の水分の残りが原因となります。
そして、湿った部分にケース内やクロスのホコリなど細かなゴミが付着して、カビや腐食が発生します。
ここまでくるともう手遅れとしか言いようがありません。泣

これほど長年メンテナンスがされていないと、錆や汚れによってトーンホールを塞いでくれている可能性が高く、交換の際に綺麗にしてもピッタリと合わなくなったり、キイを曲げる矯正が必要になったりもします。
(左が綺麗なタンポで右が交換が必要なタンポ)

まとめ

いかがでしたか??
これを読んでいただくと、メンテナンスめんどくさいとか言ってる場合じゃなくなりますよね。笑
放置すればするほどメンテナンス費用は確実に増えていきます。
「あのとき出してればよかった」は楽器にとったらアウトなんです。
リペアマンにしか分からないことがたくさんありますので、定期的にメンテナンスをしましょう!

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