ギターと管楽器で共通する木材は?? 

ギターの材はかなりたくさんの種類の木材が使われているのが主流ですが、管楽器を演奏されている方には、グラナディラ以外になんかあんの?と思われる方も多いかと思います。

実はP.Hammig(ハンミッヒ)というドイツのメーカーがパリサンドルという木材を使ってピッコロを製造しております。
頭の中がハテナで埋め尽くされた方が多いのではないでしょうか、詳しく見ていきましょう!

ピッコロについて

まずはピッコロについて軽く紹介します。
フルートの約半分ほどのサイズで34cmしか無く、管楽器の中で最も高音域を担当する楽器です。
音が高すぎるため鋭く聞こえすぎないように管体は金属ではなく木製や樹脂を使用されています。
有名な曲としては「星条旗よ永遠なれ」のソロではないでしょうか。
ぜひ聞いてみて下さい!

パリサンドルについて

別名マダガスカル・ローズウッドと言われ、グラナディラと同様のマメ科の植物です。
ギターでは、ハカランダと似た性質を持ちより安価で手に入ることから代わりに使われておりました。
管楽器ではかなり珍しく現在この材での製造は世界で唯一Hammigのみになりました。
レスポンスが早く、扱いやすいと評判でかなりの高級材です。

P・Hammig(ハンミッヒ)について

少しだけメーカーについても触れさせて下さい。笑
こちらのメーカーは管弦楽器製造の街と言われる、ドイツの「マルクノイキルヘン」と言う街にあります。
240年以上も続くフルート製造の伝統を持つメーカーで親から子へ受け継がれ今でも製造されています。
高価格帯の物がほとんどではありますが、今でも絶えず人気の高いメーカーの一つです。

まとめ

いかがでしたか??
ギターと管楽器にあまり共通点がないと思いがちですが、同じ材質で使われていることで少し近い存在に感じていただけましたでしょうか。

これを機にお互いに興味を持っていただけると嬉しいです!

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