来月、安室ちゃんが引退します。
※安室奈美恵ではなく、あえて「安室ちゃん」と呼ばせてください。
最初に引退を知ったときは、SMAPのときと同様、年甲斐もなく号泣してしまい主人に呆れられたのですが、30代半ばの私にとってそれくらい特別な存在なのです。
どんだけカラオケで熱唱したことか><
同様に小室さんの引退も、泣きはしないものの、心がどんより悲しくなり、というか、小室さんに関しては今も悲しいです。
なにせ私が人生最初に買ったCDアルバムはTRFだし、キーボード弾きになったのもやっぱり影響を受けていると思います。
そんな安室ちゃんと小室さんと言えば、90年代に数々のヒット曲を生み出した黄金コンビであり、安室ちゃんのラストツアーでもたくさん小室さんの曲を披露していました。
そこで90年代に小室さんが使用していた機材をほんの少しだけ振り返りたいと思います。(小室さんが安室ちゃんの曲を演奏していることがあまり無いので、安室ちゃんの楽曲に使用したかどうかは不明ですのでご容赦ください><)
ROLAND JD-800
TMNから小室ファミリーまで、あらゆる場面で登場していたモデルです。
当時、YAMAHAと契約していた小室さんですが、YAMAHAに限らず、「ROLAND」「KORG」「CLAVIA」「Waldorf」「ENSONIQ」等々、数え切れないほどの機材を使用していました。
その中でも「ROLAND」はサウンドやタッチが好みだったようで、ライブやレコーディングで頻繁に使われていました。
JD-800は、91年に発売され、PCM方式のデジタルシンセながらアナログシンセサイザーの直感的な操作性が再現されているとして人気を誇ったモデルです。
小室さんは中でもピアノの音色をよく用いており、このピアノのサウンドを聞くと「あーこの音ねー!」とどなたでも納得いただけると思います。
YAMAHA EOS B700
小室哲哉のシンセサイザーと言えば、キーボードに詳しくない方でも「EOS」と仰るくらい、小室さんの代名詞的なシンセサイザーでした。
開発にも携わり、デザインやサウンドまでこだわりを持って製作されたモデルです。
たしかにEOSをMIDIキーボードとして使っていた(サウンドはROLAND)という場合もありますが、それでもオールインワン・シンセとして90年代に爆発的に売れたモデルに間違いありません。
持ってみると本当にびっくりの重量なのですが(笑)、スピーカーまで搭載しての重さなので、なんだか許せる気がしてきます^^
今、小室哲哉サウンドを早急に求める場合は、中古で「EOS」を購入するのが手ではないでしょうか。小室プロデュースプリセットがたくさん入っています!
KORG TRINITY
TRINITYシリーズ、TRITONシリーズも小室さんが愛用していたモデルです。
KORGの代表格シンセサイザーであり、現在発売されているKORG製品もこのシリーズの流れを脈々と受け継いでいます。
TRINITYの一番の特徴としてはやっぱりタッチパネルではないでしょうか。今は回転寿司でも見かけるくらいタッチパネルばかりの世の中ですが、当時は銀行のATMくらいしかなく、かなり画期的だったと思います。
また、シルバーのボディも当時としては斬新だったのですが、小室さんはシリーズをまたいでBK(黒)モデルを愛用していました。
他にもまだまだ、まだまだ、まっだまだ使用機材はあるのですが、全部は書ききれないのでこの辺りで終わりたいと思います^^
あー、安室ちゃんの沖縄ラストライブに行きたいー!
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