フルートの肺活量はチューバ以上!? 

フルートと言えば優雅で上品な印象を持たれる方が多いのではないでしょうか??
実は、吹き手にとってはかなり過酷で肺活量のいる楽器なのです。
今回はフルートの仕組みなどについてご紹介していきます!

音の鳴らし方

まずは、フルートの鳴らし方についてご説明します。
小さい頃、空き瓶に息を吹きかけて「ボー」っと音を鳴らして遊んだことがあると思います。
簡単に言うと、これがフルートも同じ原理なのです。

それだけ?って思われるかもしてませんがこれだけなのです笑

では簡単に鳴らせるのになぜ、肺活量が必要なのでしょうか?

フルート以外の楽器は吹いた息が全て音になるのに対し、フルートは1/4~2/3程度しか音にならないのです。
なので、チューバのような息が全て音になる楽器と比べると、同じ長さの音を伸ばすのにフルートは単純に2倍ほどの肺活量が必要と言うことになります。
これがチューバよりの肺活量が多いと言われる要因なのです。
しかし、音量や音質に関してはポイントを押さえると鳴らせますので、肺活量とは全く関係ありません。

いかがでしたか?

音色は優雅で上品でも、こんなに体力のいる楽器だとは知らなかった方が多いのではないでしょうか。
「瓶とかで鳴らせるし、フルートふけるんかも!」と思って初めてみると、案外難しく断念してしまった方もおられるかと思います。
フルートは音を出しやすいですが”鳴る”ポイント見つけるのに根気がいります。
吹きづらいからと諦めず、”鳴る”ポイントを見つけて綺麗な音色を響かせましょう!

 

コメント

  1. スズキ より:

    私もフルートをやっているのですが、他に楽器よりきついんですよね。

    • Qsic より:

      コメントいただき誠にありがとうございます。
      吹き込んだ息が全て音にならないという音の構造にはびっくりしたのを覚えています。
      今後も共感いただけるような記事の更新に努めてまいりますので、ご覧いただけますと幸いでございます。

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