中古の安ギターを弾こう!のコーナー
(第三回:3ハムバッカー仕様のBurny RLC-65)
※Qsicのエレキギターの調整、出品までを担当しているスタッフが試奏レビューいたします。
※当店販売価格が5万円程度、またはそれ以内で販売されているものを”中古の安ギター”と定義してピックアップした個体が登場します
。
マイクを通して録った音やインターフェイスを通して録った音より、やっぱり実感してみないとわからない面が大きい
ということで動画や音声はございません。。。あしからず。
~Burny RLC-65 3ハムバッカー仕様の試奏レビュー~
【2018年5月31日時点で5万円(税抜き)のギター】
今回の個体はトラスロッドが残り少ないため少し安めです。
今回のレビューのギターはレスポールカスタムのようなルックスが超クールな一本。
3ハムバッカー仕様でヘッドにスプリット・ダイヤモンド・インレイ
ルックスが色んな意味でヤバいですね。
カッコいいという意味でやばいのはもちろん、心配するレベルで再現度が高いという意味でもやばいのと
もちろん3ハムバッカー(ゴールドのピックアップカバー)のインパクトもすごい。
ちなみに、このコーナーで紹介するギター、ハムバッカーのものが続いているのはたまたまです。。。
そう、たまたまです。。。
—-セレクターはどうなってるの?—-
こちらのギターはフロントのみ→センターとリア→リアのみの3wayになってます。
—-試奏環境—-
Marshall JCM 900 アンプ直
白米に明太子のようなマッチ具合ですね!
—-感想—-
レスポールでハムバッカー、その想像の範囲の音ではありますが
個体のものなのかピックアップが干渉しあっているのか2ハム仕様よりも高域のブライトさが際立ちます。
リアのサウンドがとても素晴らしいです。
ヌケの良いハムバッカーサウンドと形容される音
ローミッドのパンチや鳴りの芳醇さはそのままにブーミーな部分がすっきり整えられていて、カラッと乾いたサウンドです。
フロントはレンジの広さを活かしながらローを輪郭を保ったままブーストしています。
オープンな鳴りで分離感もあるのでローコードのEを鳴らすだけでもスターになった気にさせてくれます。
センターとリアが鳴っている部分は出力の高いピックアップを積んだテレキャスターを鳴らしているような鋭さが魅力です。
ギターの持ち替えなしでキャラクターを変えられるアドバンテージもありますが
クランチとの相性がとてもよいです。
—-クランチという表現が出ましたが、やっぱり歪ませたい—-
レスポールカスタムのような硬質な音、倍音がよく出ているのか歪みの乗り方が爽快です。
他のハムバッカーだったらクランチ程度のゲインの位置で充分ハードロックが出来そうなパワフルさがあります。
音が潰れないうちからハードな歪みを感じる歪みの乗り方なので、バッキングもソロのヌケの良さも目を見張るものがあります。
サウンドとしては某G社のバースト×ッカーのシリーズに近いニュアンスを感じました。
ブライトでカラッとした鳴りで、倍音が心地よく、輪郭のはっきりした音
歪みとの組み合わせで無敵の気分を味あわせてくれる良いギターです。
音について書いておきながら、実は今回このギターを取り上げた理由はルックスが全てです。
やっぱり2ハムバッカー仕様のほうが好きな方が多数派なのでしょうか?
ですが、人それぞれ好みがわかれるのもエレキギターの楽しみかと思います。
もし私がこのギターを購入するなら、ビグスビーを搭載します。(笑)
次回は出来ればシングルコイルのギターを取り上げたいと思います。。。。
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販売用の出品文では長さの都合上書けないこともたくさんあるのですが、演奏してみた感覚が伝わるような文章を心がけています。
是非、当店の販売サイトのエレキギターの出品文も見てください。
誤字脱字、訂正箇所があったら教えて頂けると幸いです(笑)
お気軽にコメントしてください。