突然ですが金管楽器吹きの方、特にトランペット吹きの皆様ハイトーンを鳴らすことに苦労しませんでしたか??
ハイトーンと言っても「ここからがハイトーンです!」という明確なものが無いためエリック・ミヤシロさんのような HighF以上であっても、まだ余裕という方もおられるかと思います。
今回は吹奏楽でもよく使うGからHighDぐらいまでを出せるようになる練習方法について紹介いたします!
そもそも当てることもできない理由
こんなに練習してるのになんで鳴らへんねん!と思ったことはありませんか?
その理由として以下のことが考えられます。
1.無駄な力が入っていて息が流せていない
2.マウスピースを唇に押し付けすぎている
3.出す音のイメージができていない
4.出せるかな…といったネガティブなメンタル
大体はこの4つに分けられるかと思います。すべてを克服すればある程度のハイトーンは簡単に鳴らすことができるのです 。
練習方法
では、本題の練習方法についてですが一番は低音域のロングトーンです。
高音域に関係ないと思いがちですが、ハイトーンを鳴らすにあたってかなり大事な練習になります。
低音を鳴らす時力を入れて吹くことはまず無いと思いますがそれは、出しやすい音域なので無駄な力なく吹けているからです。
この状態でロングトーンをする事によって、力まずマウスピースを押し付けずに吹く感覚が身についていきます。さら に、柔らかく振動しやすい唇に鍛える事もできますので音色の向上にもなります。
逆に言うと、高音が吹きづらいと低音がちゃんと吹けていないという事も考えられますので、音色の見直し含め息の使い方 など改めて確認してみるのも良いかもしれませんね。
次の大事になるのが出す音のイメージです。
High B♭と聞くと一番初めに思いつくのが高い音や当てれるかな…という印象を持つが方が多いのではないでしょうか。
しかし、ハッキリとしたイメージを持つと綺麗に軽く鳴らす事ができます。
私が実践した中で一番効果があったのは、自分の目線より下に置いてある小さなボールを上からそっと掴み取るようなイメ ージをしました。
高い所にあるボールを取るよりも簡単で楽ですよね?
そういったイメージを作る事でかなりの確率でハイトーンが当てれるようになり、力の抜けた軽い音が鳴らせるようになりました。
このように自分なりのイメージを作ってみてください!
どのようにイメージしたらいいか想像しにくいという方は吹きながら片手を上げてみてください。
それだけでも驚くほど当 てやすさが異なります。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
意外と気付いていなかった事もあったのではないでしょうか。すぐに鳴らせるようにはなりませんが低音のロングトーンや イメージ練習をする事によって必ず鳴らす事ができます。
メンタル面は難しかったりもしますが、ハイトーンが苦手な方やお悩みの方は是非一度お試しください!
コメント
重いベース