アルカリ電池とマンガン電池の違い 

 

エレキギターやエレキベースの演奏には必ず電力が必要になってきます。

そんな中、誰もが一度は電池を使用したことがあるのではないでしょうか。
特にエフェクターやアクティブタイプのギターやベースで使用されている四角い9V電池は、楽器店ではほぼ必ず置いているほどの必需品です。

そんな電池にはアルカリとマンガンの2種類存在するのはご存知でしょうか。
そんなの当たり前でしょ~と思われる方も多いでしょう。しかし、機材に対してどちらが適正かをちゃんと選んで使用している方は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回はアルカリ電池とマンガン電池の違いについてご紹介いたします!

 

アルカリ電池

パワーが大きく長持ちするのが特徴で、基本的には消費電力の多い機材に使用することを推奨いたします。
エフェクターではデジタルの空間系やモジュレーションエフェクターなどが多くの電力を消費します。
その他ワイヤレスの送信機やバッテリー駆動のモバイルアンプなどにも適していると言えるでしょう。

マンガン電池

パワーや寿命ではアルカリ電池に劣ります。
しかし、休み休み使うような使用頻度であれば、使用していないときに電力が回復するというような長所もあるのが特徴です。
アクティブのギターやベース、歪みをはじめとしたアナログエフェクターなど、消費電力の少ない機材にはマンガン電池でも十分なパフォーマンスを発揮します。

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アルカリ電池の方が長持ちするのであれば、全てアルカリ電池を使用すればいいのではないかと思われるかもしれません。それも間違いではございません。
しかし、商品にもよりますがアルカリ電池はマンガン電池の3倍以上の金額が基本的にかかります。
マンガン電池でも十分長く使える消費電力の少ない機材には、マンガン電池を選択する方が経済的ですね。
逆に、デジタル機器などの消費電力が多い機材にマンガン電池を使用するのはあまりおすすめいたしません。
機材によっては瞬殺で寿命に達し、何度も電池交換をしなければならなくなります。

今回は値段も寿命も違う2種類の電池をご紹介いたしました。それぞれの長所と短所を理解し、ご自身の機材に適した電池をお選びください。

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