【楽器にまつわる豆知識】
様々な「世界初」を開発！BOSSの偉業の数々

 国産エフェクターブランドの代表格、BOSS。多くのエフェクターを生み出してきたその背景には数々の「偉業」がございます。
例えば、BOSSはペダル型エフェクターを中心に商品開発を行っていますが、その過程で「世界初の○○エフェクター」をいくつか生み出しているのです。

今回はその中から、BOSSによる「世界初」をご紹介いたします！

世界初のコーラスペダル

世界で初めてのペダル型コーラスエフェクターは、1976年に開発されたBOSS のCE-1 Chorus Ensemble です。
BOSSエフェクターの商品第1号でもあり、コンボアンプの定番、Jazz Chorus のコーラス部分を抽出したサウンドは世界的に人気を博しました。

今でもそのサウンドは人気があり、ヴィンテージエフェクターとしての価値も合わさり、高額で取引されています。

世界初のオーバードライブペダル

意外や意外、世界で初めてオーバードライブペダルを生み出したのもBOSSでございます。
オーバードライブは今でこそエフェクターのメインとされていますが、1977年にBOSS のOD-1 Overdriveが発売されるまでは歪みペダルの主流はファズでした。

OD-1も現在では制作されていないオペアンプを使用されており、そのサウンドは現在でも好評。プレミア価格で取引されています。

世界初のリバーブペダル

こちらは上記2つとは遅れ1987年に発売されたエフェクターで、RV-2 Digital Reverbです。
RV-2が発売されるまでリバーブエフェクターといえばラックタイプのものしか流通しておりませんでした。

CE-1やOD-1と比べプレミア価格は付いておりませんが、流通量は少なくお店で見かけることは少ないかと思います。

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今でこそ、エフェクターといえばコンパクトなペダル型のものが頭に思い浮かぶかと思いますが、それらの原型を作ってきたのは紛れもない日本の宝、BOSSなのです。
BOSSに「扱いやすく定番」といったイメージを持たれている方は少なくないかと思います。しかし、創業から現在まで、実に挑戦的で革新的な商品を生み出し続けているのもBOSSなのです。

こういったブランドの歴史などを紐解くと、より機材に愛着や興味が湧いてくるのではないでしょうか。