楽器店でエフェクターコーナーの商品を見ていると、「ん？見た目はBOSSだけど別のメーカーのロゴが貼ってる？これはどこのメーカーの商品なの？？？」と疑問に思われることはございませんか？
その商品はずばり、「モディファイ」と呼ばれる既製品に改造を施したモデルでございます。
非常に個性あふれ、高品質なモディファイモデル。
今回はモディファイの実態とその真価、魅力をご紹介いたします！
モディファイとは！？
モディファイは直訳すると「修正する」「変更する」という意味を持ちますが、エフェクターでは既製品に別のブランドが一部改造を施した商品のことを指します。
その外観から勘違いされやすくはございますが、完全にモディファイを施したブランドの商品として販売されます。
改造の内容としては内部パーツの変更やスイッチの追加などで、音質の向上や機能の追加を目的とされております。
元となるモデルの特徴を生かしたものからガラリとサウンドを変えるものまであり、オリジナルと比べどれだけ音が変わっているかも楽しみ方の一つとして挙げられるでしょう。
BOSS のBD-2やIbanez のTS-9 など、比較的安価で王道の商品がモディファイされることが多くございますが、現在様々なモデルのエフェクターが手を施されております。
モディファイを行っているブランドはけっして多くはございませんが、どのブランドも確かなクオリティと個性を誇ります。
総合して、王道のサウンドがより高品質や高機能になること、個性的な外観をもつという観点からモディファイは多大な人気を誇ります。
プロの方も多く愛用するほどの人気から、今やモディファイはエフェクターの一つのカテゴリーとして成り立つのではないでしょうか。
モディファイブランド
モディファイモデルを発売しているブランドで最も有名なのがKeeley、WEED、ANALOG.MAN の3つです。
その他にもJHS Pedals、Mammoth Electronics などもモディファイで人気のメーカーでございます。
モディファイブランドは今回紹介したもの以外にもございますが、それらの中で共通する点がございます。それはモディファイモデル以外のメーカーオリジナル商品も同様に人気を博しているという点です(※)。
すでに完成されている他社ブランドの商品に手を施し販売するというのは、かなりの技術的自信がないと難しいでしょう。その難題をこなすブランドが開発するオリジナル製品は当然高いクオリティを誇ります。
つまり、モディファイを行っているブランドは共通して高い技術力を持っているということなのです。
※Mammoth Electronics はモディファイ専門のブランドですので、オリジナルモデルの販売はございません。
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モディファイは高い技術によるサウンドクオリティ、王道サウンドの加工という面白みを持ったエフェクターです。
王道サウンドがさらに高音質になっているのですから、当然どれも高い実用性を誇ります。1台は持っていて必ず損はないと言えるでしょう。
現在当店にもモディファイの商品は取り扱いが多くございます。
この機会にモディファイモデルもチェックしてみてはいかがでしょうか！
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