インターフェース選びのヒント。24bit/192kHzって? 

インターフェースの仕様などでよく見かける、○○bit/○○kHz。

ネットやDTMの普及によりWAVやMP3で音楽データのやり取りをする事が多くなった昨今。
サンプリングレートやビット数という言葉を耳にするようになった方も多いのではないでしょいうか。

それが、○○bit/○○kHzとかいうアレですね。

最近ではハイレゾ音源なども出てきて、
「音楽は聴くだけ♪」
という方にもこの言葉は近くなったように思います。

では、それらはいったい何なのでしょうか?

アナログの音声(普段我々が耳にしている音)をデジタルデータ(CDやWAVなど)として扱う場合、サンプリングという行為が必要になります。

サンプリングとは、連続したアナログの波形を、一定の間隔をおいて測定、分割し、収集することをいいます。それのレート(割合、比率)が、サンプリングレートという事になります。

要するに連続して流れるアナログ音声が一秒間にどれだけ細かく分割されているかということです。
サンプルレート44.1KHzだと、1秒間に44100回分割、48KHzだと48000回分割されているということになります。
アニメでもコマ数などが多い方が、動きをより細かくリアルに表現できますね。
それと似ています。

この分割が細かければ細かいほど、音声の流れが滑らかでスムーズに聴こえます。
なので44.1KHzよりも48KHzのほうが滑らかでいい音と言えるでしょう。

そしてもう一つがビットレート。
これは、データが1秒あたりどのくらいの情報量で表現されているかを表します。
音声データの場合、ダイナミックレンジとなります。

16bitの場合、毎秒測定(サンプリング)する音量データが2進数の16桁(2の16乗、つまり65536段階)で表されます。24bitだと2の24乗で16777216(あってますよね??)となります。

サンプルレート数が大きいほど音がスムーズ流れていき、ビット数が大きいほど、小さな音から大きなまでの表現力が豊かだ、という事になります。
なので、いい音!という事になるわけです。
この数字だけで音質の良しあしを決めることはできませんが、一つの目安になりますね。
是非、インターフェース選びの役に立ててください。

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