【「明日使える豆知識!」知ってそうで知らない楽器の名前の由来】 

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様々な楽器店を巡っては眺め、巡っては惹かれ、巡っては弾き、巡っては悩み…そんな終わりなき旅にハマってしまった楽器フリークスはたくさんいらっしゃると思います。色んな形・仕様にも詳しくなって友達と熱く語り合う、なんていうのも楽しみ方の1つかとは思うのですが、ある日ふと基本的なところで気になったことがあります。

「なんでこんな名前ついてるんやろ?」

ストラト、レスポールなど、普通に呼んでいますが、その由来について深く考えたことはありますか?そのモデルの誕生を紐解くと、また違ったイメージや使い方が浮かぶかもしれませんよ!という事で今回は様々なモデルの名前の由来について、ご紹介していきたいと思います。

【由来と歴史】

・テレキャスター

当初ブロードキャスターとして発売されたが、グレッチに同名の商品が既に商標登録(スペルは違う)されており、改名を余儀なくされ生まれた名称。どちらも当時の最新技術「テレビ」にあやかったもの。

・ストラトキャスター

先ほどのテレキャスターと成層圏(stratosphere)という単語を組み合わせたもの。(特に詳細に書かれてはいませんが、これも当時盛んだった宇宙事業にあやかったものかと個人的には思っています。)

・レスポール

ギブソン初のソリッドギター。レスポールというモデルではなく、ギタリスト、レス・ポールさんと共同制作されたシグネイチャーモデル。ちなみに発売当初はゴールドトップが普通だったそうです。

・SG

直球でソリッド・ギター。適当につけられた訳ではなく、上記のストラトキャスターの登場により、レスポールの人気が低迷。その状況を打破するために考えられた「新型レスポール」という形で当初は販売。しかしレス・ポールさんが「そんな物はレスポールじゃない!」と難色を示し、名前が使えなくなりSGという名称に…という逸話が残っています。

【明日使える豆知識】

今回はポピュラーな物をピックアップしてみました。聞いたことがある話の方が多かったでしょうか?自分の持っている楽器の歴史を知るとより愛着が湧いてきますよね。ちなみにギターの由来は、古代ギリシャで使われていた弦楽器キタラから、各地方で言葉を変えてギターになったそうです。知らなかった方はちょっとした豆知識として使ってみてくださいね。

次回はもう少しコアなモデルをご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

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