初めてのギター・ベース選びで失敗したくない人のために・・ 

 

ギター選び

春になると、「これから楽器を始めたいのですが・・・」というお客様が多く来られます。

そういったお客様から寄せられるご相談のうち、多いものをピックアップすると。

Q1.「いきなり高い楽器を選ぶよりもビギナーセットのような楽器からがいいですか?」
Q2.「スタンダードなモデルの方が弾きやすく続けやすいですか?」
Q3.「初めてはやっぱり新品が良いですか?」
Q4.「価格が高い楽器の方が音は良いですか」

といったところでしょうか。

私たちは中古楽器専門店ですので、
毎日様々な種類、価格帯の楽器を仕入れ、検品、調整を行っています。

今回はそういった観点も踏まえ、よくあるご質問にお応えしましょう!

Q1.「いきなり高い楽器を選ぶよりもビギナーセットのような楽器がいいですか?」
こちらに関しましては、
「僕は、私は長く続けます!」という意気込みをお持ちの方でしたら、ビギナーセットを選ぶ必要はないように思います。
いいものを買って長く愛用することをオススメしています。
アンプもチューナーもシールドも全部付いてくるという所は非常に魅力的ですが、
中古楽器専門店として、毎日沢山の楽器を触っていると、やはりビギナーセットは価格通りの質と言わざる負えない印象です。
1~2年以上続けられるようでしたら中級程度の楽器をご購入いただくと良いと思います。

Q2.「スタンダードなモデルの方が弾きやすく続けやすいですか?」
こちらは、弾きやすいという点で言うと、変形モデルとスタンダードモデルではスタンダードモデルの方が圧倒的に弾きやすいでしょう。
しかし、楽器を選んでいる時点で、お客様の欲しいモデルが変形モデルであり、その上で色々考えてスタンダードなモデルと迷っているという事でしたら、私は変形モデルをおすすめします!!

やっぱりその時に「欲しい!」という気持ちを優先したいですね!
モデル特有の弾きにくさというのは続けているとなれてくるものです。そのときに感じている「欲しい!」「カッコいい!」という気持ちを優先させましょう!!

Q3.「初めてはやっぱり新品が良いですか?」
こちらに関しましては、価格帯やスペック、モデルなども踏まえると一概にどちらがいいと決めるのは難しいです。

しかし、同じ商品で新品と中古であればどちらがお得にご購入いただけるかというとやはり中古に軍配が上がるでしょう。
同じスペックで同じ材、同じ造りでも中古の方が、よりお買い求めやすい価格になります。

それに当店の場合、限りなく新品に近い状態のものが入荷する事も珍しくありません。
「少しでも良い物を!」とお考えの方はご検討の価値ありです。
ちなみに当店ではギターやベースのメンテナンス、機材や他楽器の保証制度など、アフターサービスも充実していますので、いつでも気軽にご相談下さい!!

Q4.「高い楽器の方が音は良いですか」

大まかには、高いモデルのほうが音に関して良い印象があります。
しかし、30万と35万のギターで、35万の方がという決め方は当然できません。

音色には好みの問題も多くあります。

しかし、沢山の楽器をさわっていて感じることは、高いモデルとそうでない物は、音の抜けや、弾いた時のレスポンスの良さの差が大きく有ります。
良い材を使い丁寧に作られたものはその辺りが段違いです。

あとは、ハイエンドブランドなどはブランド固有の音色を持っていますので、それが好きかどうかという判断も入ってくるでしょう。

楽器は安い買い物ではないですし、この先どれだけ続けられるかなど、不安要素があるものです。
そういった方のご参考になればと思います。

そして、楽器の購入に関して、初めてで心配なことや不安なことがあればいつでもご相談下さい。

※写真は、Gibson Custom Shop Tak Matsumoto DC Quilt Brown Burst 1st ’05

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