【歪み界、いやエフェクター界の王様!】世界中が魅了されるケンタウロスの秘密とは! 

ケンタウロス
数あるエフェクターの中で一際目立つ存在といえば…僕はケンタウロスの名が頭に浮かびます。皆様も一度は目にしたことがあるでしょうが、驚くべきはその価格。「ギター買えるやん…」って思われた方も数多くいるでしょう。何故こんなに高いのか?と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?そこにはキングオブオーバードライブと呼ばれるだけの理由が存在するんです。

今回は人生で一度は持って自慢したくなる、そんな魅惑の存在ケンタウロスについてご紹介したいと思います。

【ケンタウロスとは?】

ケンタウロスはアメリカのマサチューセッツ州にあるKLONという会社が専用の筐体に完全手配線・手作業で作っていたエフェクター。今でこそハンドメイド系のエフェクターはよく見かけますが、当時としては珍しくハンドメイド/ブティック系ペダルの先駆者的な存在となりました。

【何故高価なのか?】

当時でも6万~7万で販売されていた商品なのですが、製作社のビル氏による完全ハンドメイドという事もあり生産量が少なく、販売自体は世界中に向けてされるのでどうしても入手困難な状態に。1994年から販売を開始しどんどん求める人が増えていく中、2009年に生産終了となり一気に価格が高騰してしまう事態となりました。

(一説ではビル氏が忙しすぎて嫌になったとか…)

また当店ではシルバーの絵柄なしとゴールドの絵柄ありの2点がございます。ゴールドが初期、シルバーが後期となります。絵柄ありの方はショートテール・ロングテールと2種類ありますが、当店にあるのはショートテールのタイプです。色々バリエーションが存在し、各バージョンによっても生産数も違うので価格がまったく変わってきます。コレクター心もくすぐられ、現在のような高値で取引されているわけですね。

【魅惑のサウンド】

誰もが一度は持ちたくなる1つの理由としては、「繋げるだけで音が良くなる」と言うバッファー効果。現在は数多くのケンタウロスのコピーがありますが、本物のケンタウロスとはGAINを0の状態の時のサウンドの艶が全然違うと言われています。繋ぐだけで良いの?とはなりますが、GAIN TREBLE OUTPUTと少し特殊なコントロールなので、実はなかなか癖のあるエフェクターでもあるんです。しかしその独特で艶やかな中高音域を持ち上げ方は、他にはない心地良さが感じられるんです。

軽くセッティングしたら良い音でますよというタイプではなく、メインの音作りをした上でソロパートの時にチューブアンプのような艶をもっと出したいという風な

「作りこまれたサウンドに、さらにワンランクの上の表現を足してくれる」そんな非常に上品なエフェクターだなと僕は思います。

【キングオブオーバードライブ】

現在店頭に飾っているのですが、その前を通ると2度見か「うわっ!」という声を出している人をよく見かけます。それくらい王者の力はすごいという事ですね…。

一度は試してみたいなーと思っている方は、ぜひぜひ気軽にご試奏くださいませ!

 

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