バンドで気持ち良く演奏をしている中、ピックアップを切り替えた瞬間に急に音が大きくなったり、逆に小さくなったり、
「せっかくの気持ちの良い演奏が台無し…」
なんて経験はありませんか?
そういった場合、ピックアップの高さがバラバラになってしまっている可能性があります。
今回はそんな方に向けて、ストラトキャスターの正しいピックアップ調整法をご紹介したいと思います。
全体のバランスが大事
まず大事なのは全体のバランス。フロントからリアにいくにつれて徐々に高くなるように設定します。
ストラトキャスターは、基本的に同じ仕様のピックアップが3つ搭載されていますが(例外もあり)、ギターの構造上、フロントPUが弦からの距離に一番近く、聴感上も大きく聴こえます。
その為、3つのPUの聴感上の音量を均一にするには、
フロント → センター → リア
と徐々に高さを上げていく必要があるのです。
具体的な高さはどのくらい?
まず6弦側、最終フレットを押さえた時にポールピースと弦の間を約2.5mm程度に調整します。
逆に1弦側は約2.0mmを目安に調整しましょう。
これ以上間隔を狭くしてしまうと、ポールピースの磁力によって弦振動に影響が及ぶ可能性がありますので、上げ過ぎには注意が必要です。
フロントの高さが決まると、次はそれと同じような音量になるようにセンターを調整します。そして同じ要領でリアの位置もバランスを取りながら決めるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・フロントはソロ用に少し音量を上げている
・センターはカッティング用に使いたいから下げている
中にはこのような方もいらっしゃるかと思いますが、そのような場合でも基本はここから。この基準値をベースに調整していくのが良いかと思います。
そこからご自身の好みに合わせて微調整してあげてください。
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