ねぇ知ってる?実は大事なピックアップカバーの話 

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レスポールタイプなどのハムバッカーピックアップ搭載ギター。ピックアップに金属のカバーが付いている物と付いていない物を見かけませんか?見た目ももちろん違いますが、この違いでサウンドは変化します。

世界初のハムバッカータイプピックアップ「ギブソン・ハムバッキング・ピックアップ」を開発した「セス・ラヴァー」氏が、「ノイズを減らすためにもともとカバーを付ける事を想定していた」と言い残しているように、カバーを付け、アースに接続する事によって誘導ノイズが少なくなる効果があります。そもそもハムバッカー自体がノイズ対策の為に開発されたピックアップなので、ノイズを減らすという事に重きを置いていたのですね。では何故ノイズ以外のサウンドにも変化が起こるのでしょうか?

実はノイズの成分は高音域と近い帯域となっており、ノイズを減らす過程でいっしょに高音域の成分も減ってしまうのです。それによりカバーが付いているほうが、少し角がとれたやわらかい音になる、という事ですね。

まとめ

やわらかい音が好きならカバーを付ける

cover

ザクザクした音が好きならカバーを外す

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それぞれにそれぞれの良さがあるので演奏するジャンルや好みのサウンドによって、ピックアップのカバーの有無を選択してみてください!

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