変拍子の音楽的なカウント法。 

テクニカルな演奏って憧れますよね!
高速フレーズや超絶技巧系の演奏はプレイヤーなら一度は目指したはず!

その中でも変拍子の曲はプレイヤーのみならず聞いている側もスゲェってなりますよね!
最近では歌モノのロックやポップスなどのバンド系のサウンドでもしばしば使われるようになりました。
しかしそう簡単にメロディやソロを考え付くものではありません。

憧れはあるけど難しくてできない…
やっと数えながらできたけどフレーズが数えてる感満載でダサい…

そんな悩みをお持ちの方にぜひ試していただきたい変拍子のカウント法をご紹介します!

まずは一番簡単な5拍子から

この5拍子は意外と使われている事が多いのでやりやすいかもしれませんね^^
有名な曲で言うとジャズスタンダードの「TAKE5」や映画ミッションインポッシブルのテーマなども5拍子ですよね!
実はこの2曲に共通するポイントがあります!
それはアクセントの位置!
どちらかの曲をご存知なら想像しやすいかと思いますが

1 2 3 4 5
ダツツダツツダツダツ

上の数字は拍子で下のカタカナがアクセントですが…こんな感じで分かりますよね?(笑)
8分音符3つ分を2回、2つ分を2回。
大きく分けると「1-2-3 4-5」になることがお分かりいただけますでしょうか?

いよいよ今回のテーマ「音楽的な数え方」です!

本来計3拍分のフレーズですがこれを2拍子にしてしまいます!
どういう事かと言うと「ダ」のアクセント部分にカウントを当てはめていきます。
この始めの1-2-3の部分のアクセントは
ダツツダツツ
なので
1ツツ2ツツ
キモになるのが本来2拍裏の部分を2拍目としてカウントしている事!

そして残りの4-5を3-4としてカウントすると…
1  2  3 4
ダツツダツツダツダツ
何と!5拍子を4拍子で数えられているのです!!

文章での説明なのでかなり無理がある所もありますがお分かりいただけますでしょうか?

また、曲を作るときに応用して1-2 3-4-5として考えて
ダツダツダツツダツツ
と反転させたアクセントのリフを作ってみてもバリエーションが広がりますよ!

7拍子の場合

お次は7拍子ですが5拍子の時とは少し異なります。
まず分け方ですが
「1-2 3-4 5-6-7」
これをベーシックパターンとします。
そして1-2を1拍目、3-4を2拍目、5-6-7を5拍子の時と同じタイミングでアクセントを置きます。
あとは5拍子の時のやり方に習って
当てはめると7拍子を4拍子のようにカウントする事が出来ます!

5拍子の時と違うところは2拍分をまとめている所ですね。
少し間隔の開いたカウントになりますがこうする事で変拍子と言う不規則な縛りにとらわれず、楽にカウントを出来るという仕組みです!
もちろん7拍子も「1-2 3-4-5 6-7」や「1-2-3 4-5 6-7」など位置を変える事でバリエーションがさらに広げる事が出来ますよ!!

3拍子の応用

またこちらも応用になりますが、普通の3拍子の曲でも5拍子の1-2-3の部分を抜き取って2拍子としてカウントする事も出来ます!
ただし、ずっと2拍子で取っていてもそれはただの2拍子になってしまうので
部分的に使ったり、ギターは2拍子でベースが3拍子フィールの複合パターンとして使うとまた面白いですね!

さて、タイトルの「変拍子の音楽的なカウント法。」
なぜ音楽的と付けているのかと言うと…
もちろん機械的なカウントをしないという事も含んでいるのですが、一番の理由はアクセントの位置を無意識に付ける事が出来るからです。

カウントの段階でアクセントが付けられるという事は脳の段階で既にノリが作り出されていると言う事です!
慣れない拍子はどうしても考えながら演奏しなければなりませんが、どうせ考えるならノリがあって分かりやすい方がいいでしょう?

もちろん拍子通りに一つずつ数えるのも大事な事ですがあくまで歌いやすい音楽的なカウント法としてのご紹介でした!!
もしかしたら4拍子でも違った数え方にしてみるのも良いかもしれませんね^^

以上、変拍子の音楽的なカウント法でした!!

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