ハイエンドベースが高価な3つの理由 

ベースコーナー

早速ではございますが、写真は当店のベースコーナーの一部です。
お客様に「売り場からオーラが出ている」とおっしゃっていただいたこともございました。笑

それもそのはず、壁にかけられているのはいわゆる「ハイエンドベース」と呼ばれるベースで、そのお値段に驚かれる方も非常に多くおられます。

なぜ楽器なのにそれほど高価なのか?
他のベースとハイエンドベースはいったい何が違うのか?

今回はハイエンドベースが高価な理由について解説させていただきます!

1.厳選された木材

まずは使用される木材に大きな違いがございます。
ハイエンドベースには数が少なく希少な材を使ったり、数多く取れる材でもその中の一番いい部分(マグロで言うところの大トロのような感じでしょうか。笑)を使用したりと、厳選に厳選を重ねた極上の材を使用しています。
使用される木材でサウンドや鳴りが大きく変わる非常に重要な要素の一つでもありますので、コストを度外視してとにかくいい材を選定してから製作します。

2.徹底的な製作工程

ハイエンドベースに使用されている材は、乾燥させる工程に膨大な時間を費やします。
長期間乾燥させた材は木に含まれる水分量の狂いが少なくなり、材のポテンシャルを最大限に引き出します。
一生もののハイエンドベースにとって欠かせない大切な工程で、ここで楽器の完成度が決まると言っても過言ではありません。

3.一流の職人による製作

卓越した技術を持つ熟練の職人が一本一本丁寧に製作することで、材、パーツ、ピックアップなどベースを構成する多くの要素を完璧にマッチングさせています。
完全にハンドメイドのメーカーもありますので、市場に出回る数が極端に少ないメーカーもあり価格が高騰するケースもございます。

<まとめ>
各メーカー、ビルダーによっていろんなコンセプトがあり、徹底して“いいベースを作る”というところに焦点を当てているので、費やした時間やコストを考えると価格が高いのは致し方ない部分ではあるかもしれません。

しかし、ハイエンドベースは“一生もの”であり、他のベースでは代用できない“一点もの”であることを考えると、価格以上の“価値”を持っているのではないでしょうか。

皆さんも是非一度手に取って、ベースに詰まった職人さんの情熱や信念を少しでも感じ取ってもらえれば、ベース担当としてこれほど嬉しい事はありません。

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。
コメントは承認後に公開されます。