ドラムの起源ってご存知ですか?
正確にはドラムセットですがどうしてこんな楽器が出来たのかドラムとはさまざまなドラマーの手が加わりながら進化して行ったユニークな楽器なのです!
現在のドラム単体の形、筒の両面に革を張るこの形をとどめている所までさかのぼるとすればやはりマーチングになるでしょうか。
マーチングと言えばやはり軍隊を想像しますよね。
その昔マーチングの本場アメリカでバスドラムを体につるしその上にシンバルを取り付けたいわば、大道芸人のようなセットが作られました。
しかしマーチングなので足は使わないし、手で演奏するだけで現在のセットには程遠い存在でした。
並行してアメリカではジャズが発展していきます。
このころのジャズは複数人の管楽器奏者と複数人の打楽器奏者で行うデキシーランドジャズが盛んでした。
その頃に初代ジャズ王の名で知られるニューオリンズジャズの父、コルネット奏者のバディボールデンが経費削減のためなのか、(演奏力などで)人で不足だったのか、今まで大編成のバンドが主流だった中、小編成バンドを作ろうとしていました。
そんな中、バディボールデンバンドのスネア奏者ディーディーチャンドラーが1894年に足でバスドラムを叩くための木製”フットペダル”を開発!
やっとドラムセットらしいドラムが誕生しました!
この時に初めて座って演奏するようになり、流行りだしました。
同じ時代、同じ場所に活躍したベイビードッズと言うドラマーもこの形式のセットを使用していました。
彼のドラミングは多彩なアクセントと見事ななスティック捌き、さらに今のジャズには欠かせないアドリブ性にも長けていました。
そんなベイビードッズは演奏の際に空いた左足で一定のリズムを刻みながら演奏していましたが、これを見た観客が「空いた左足でも演奏できないか?」と考え、二枚のシンバルをかみ合わせた”ソックシンバル”が開発されました!
この時点で1930年頃と言われています。
もちろん今のような形ではなく、松葉の様に開いた謀の先端にシンバルを取り付け、足で踏むと音が鳴る、と言った程度のものでした。
そこから今のハイハットスタンドの用な形をそのまま低くした様な形からこの開閉式のシンバルも叩くようになりシンバルの高さを上げました。
これがハイハットの語源と言われています。
これで今のセットと同じドラムセットが完成となりました!!
100年近く経とうとしている現代でもその原型はくずれておらず、おそらくこれからも変わることはないでしょう。
過去の偉大なドラマー達に感謝です(^^)
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