クラシック弦の素材って? 

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クラシックギターのサウンドの要「弦」の素材について注目したことはありますか?かつてはガットギターと呼ばれ、羊腸(ガット)が弦として使われるのが普通でしたが、今では加工技術の進化などで様々な素材の弦が定番化しています。今回はそんな中から数種類ご紹介させて頂きます^^

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【ナイロン】

これは現代のクラシックギター界の定番とも言える素材です。角の取れた丸いサウンドが特徴となっており、やさしい響き方をします。ガット弦と比べると比重が軽い為、同じテンション感にする為には少し弦自体が太くなるという特徴があります。また弦表面がツルっとしている為、滑らかな演奏性が期待できます。

【フロロカーボン】

サバレス社の物が有名なフロロカーボンです。比重の重い素材なので細くなり、張りが強いのが特徴となっています。透明感があり、煌びやか且つ伸びのあるサウンドは唯一無二です。細い弦となっていますので、普段エレキギターやフォークギターをお使いの方にとっては馴染みやすいのではないでしょうか。

【ナイルガット】

イタリアのアクイラ社が開発したガットのサウンドや演奏性を模した弦です。触り心地がナイロンとは違い、少しさらっとしているのが特徴です。中低域に重きを置いた落ち着いたサウンドとなっています。

【まとめ】

今回は上記3種類のご紹介とさせていただきます。参考になりましたでしょうか?こだわると止まらなくなるクラシックギター弦ですが、ご自身に合ったものを見つけて下さいね!※ちなみに私は普段フォークギターを弾いているので、細く張りのあるサバレス社のフロロカーボン弦を愛用しています。

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