「引いてダメなら押してみろ!?」 -ブリッジピンの上手な取扱方法- 

アコースティックギターの弦は、まずブリッジにあるブリッジピンで固定し、 逆側のペグに巻きつけて張ってゆきます。

ブリッジピン抜き

弦交換を行う際は、ブリッジピンを抜いて古い弦を取り除くところから始まるのですが、 このブリッジピンの抜差しがなかなかの曲者!サイズにゆとりがあれば問題ないのですが、 たまにかなりしっかりとピンが入り込んでしまっている事があります。

ブリッジピン抜き

そんな時は写真の様な小さなピン抜きを使用するのですが、 梃の原理でピンを抜く為、ブリッジに傷がついてしまうことがあります。 真っ黒な美しいエボニーのブリッジに白い線傷が入ってしますと、ちょっと落ち込みますよね…(T T)

そんな時は!

ブリッジピン 抜き方

写真のように、サウンドホールから手を入れて「下からブリッジピンを押して」あげましょう。 固めに入っているピンは抜けた時に結構な勢いで飛びあがるので、上からクロスで押さえる事を忘れずに(笑)

こうすれば、ブリッジに傷も入りませんし安全ですね^^ サウンドホール周辺の木部にはくれぐれも注意して行ってみてくださいね。

ギター担当:阿南(あなん)

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